採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

栗ペースト2015

2015-10-22 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

今年は栗が落ちてくるシーズンがすっかり終わってから、ようやく栗の加工にとりかかりました。
冷蔵庫には、ほぼ毎日のように拾ってきた栗のビニール袋が詰め込まれ、明らかに狭くなってきている状態なのに、つい先延ばしに・・。

大量のお菓子を作って昨シーズンの栗ペーストを消費し、冷凍庫の場所も空いたので、今日こそ栗作業!
朝から栗むきです。
(昼過ぎから、とか思っていると他の雑用で疲れて「ま、いいか」さぼってしまったりします)

一気に全部剥いてしまい、一部を栗ごはんに、残りはすべて栗ペーストにすることにしました。
 

マロンペースト

やり始めるまでは億劫でも、着手してしまえば比較的すぐに軌道にのってきます。
ぴかぴかの栗は見ているだけでうれしくなります。

マロンペースト

今年は、特にシーズン初めにはとても大粒が拾えました。
あと、例年は台風や大雨で水没してしまったりということがあるのですが、今年はずっと栗ひろい可能な状況でした。

マロンペースト

鬼皮を剥いた後、さっとゆでてから渋皮を剥きます(少し柔らかくなり剥きやすくなる)。
この写真は昨年のもの。2014年は10月4日頃から何回かに分けて作業していましたが、今年は16日に全部処理。
10日以上遅れています。 

マロンペースト

一気に全部処理するものだから、ガラがこんなに・・・。

マロンペースト

剥いた栗の水を6~7分目入れて弱火で煮ます(バニラビーンを入れても可)。
味見してほろり、とやわらかくなった時点で、水が大量に残っていたら別容器にあけ、砂糖を加えてゴムべらで混ぜます。栗がちゃんと煮えていれば、特に力をいれなくても簡単にペーストになります。
(私は粒粒はそのまま残します)

マロンペースト

今年は、冷蔵庫で長めに保管していたせいか、栗の甘みが増していました。
お砂糖を入れようか迷うほど。
(保存性アップのためにも入れました) 


この栗で作った栗ごはんは、食事としては如何なものか、という甘さ。
私はうれしいけれど、ダンナサマにはむしろ不評かもしれません。
栗を保管しておくと甘くなる、と聞いたことはありましたが、ホントにそうなんだ~と実感しました。


今年は渋皮煮はなし。 
一時、気が狂ったように作り続けていましたが・・・、憑き物が落ちたのかしら。
(在庫をみて製作量の調整をする知恵がついたってことで・・・)

渋皮煮の場合は、私は栗の甘さよりは、渋皮の新鮮さが重要だと思います。
(どちらにしろシロップで煮るので栗自体がさほど甘くなくてもいい気がする)
渋皮が新鮮だと、スジを取るのがとても簡単で、つるりん、となめらかな仕上がりになります。

作り方を忘れないように、来年はまた渋皮煮、作ろう。
 

コメント (4)
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