四川大地震の最も有名な避難者はパンダで、8匹のパンダが、地震で閉鎖されたウーロン自然保護センターから北京動物園に送られて、連日、満員のお客の人気を集めていると、ロサンゼルス・タイムズが報じている。
四川地区には全体の80%に当たる1400匹のパンダが生息しているようで、保護センターの32のパンダ舎のうち14が倒壊し、1匹パンダが死んだが、他は恐怖に慄いて皆逃げてしまって、木の上に上ったパンダは呼んでも降りてこないのだと言う。
パンダの餌である竹林が地震で崩壊し、アクセスロードが使えなくなってしまったので、一年以上保護センターは使用できないらしい。
この2歳の8匹のパンダは、大変な人気で、ガラス越しに観光客は”可愛い”を連発。
北京オリンピック用広告塔として呼ぶことは決めていたのだが、地震対策費用の資金集めの為に、繰り上げて早く呼び寄せられたとかで、まさしく客寄せパンダ。
動物園のあっちこっちに集金箱が置かれて、更に、アメリカの911を意識した四川大地震の512を打ち込んだパンダグッズまで売り出している。
とにかく、いずれにしろ、大変な人気で、朝早く来ても見られれないのだと言うのである。
ところが、世話の為にウーロン・センターから北京に来た4人の飼育係たちは、地震を経験したパンダの精神状態や、新しい生活環境に慣れるまでは病気が心配で、隔離しなければならないのにとやきもきしていると言うのである。
繊細なパンダであるから、トラウマが心配されているのだ。
今回の岩手・宮城の地震においてもそうだが、被害にあった人々は、大変な苦渋を舐めて苦しんで居られるのだが、直接被害のない外野は至って無関心と言うか冷たく非情で、まして、相手が物言わぬ動物でパンダとなると、一切お構いなしに、楽しみに集まってくると言う、情けない話になってしまう。
私は、上野でも何度かパンダを見ており、ずっと以前だが、ワシントンやロンドンの動物園でもパンダを見ているので、比較的御馴染みだと言えそうだが、この地球上に2000頭もいないとすると極めて重要な貴重動物。神様が何億年もかけてお創りになった貴重な超傑作なのである。
また、環境問題、地球温暖化問題の深刻さを思い出して、苦しくなってきた。
ところで、逃げて野性に戻ったパンダもそうだが、四川の多くのパンダたちも、竹薮や竹林がなくなった四川の山の中で、何を食べて、どんな生活をしているのであろうか。
今回の大地震も、決して地球温暖化が無関係だと言い切れない筈で、一刻も早く、手を打たなければ、大切な動植物の多くを、どんどん絶滅の淵まで追い込んでしまうことになる。
四川地区には全体の80%に当たる1400匹のパンダが生息しているようで、保護センターの32のパンダ舎のうち14が倒壊し、1匹パンダが死んだが、他は恐怖に慄いて皆逃げてしまって、木の上に上ったパンダは呼んでも降りてこないのだと言う。
パンダの餌である竹林が地震で崩壊し、アクセスロードが使えなくなってしまったので、一年以上保護センターは使用できないらしい。
この2歳の8匹のパンダは、大変な人気で、ガラス越しに観光客は”可愛い”を連発。
北京オリンピック用広告塔として呼ぶことは決めていたのだが、地震対策費用の資金集めの為に、繰り上げて早く呼び寄せられたとかで、まさしく客寄せパンダ。
動物園のあっちこっちに集金箱が置かれて、更に、アメリカの911を意識した四川大地震の512を打ち込んだパンダグッズまで売り出している。
とにかく、いずれにしろ、大変な人気で、朝早く来ても見られれないのだと言うのである。
ところが、世話の為にウーロン・センターから北京に来た4人の飼育係たちは、地震を経験したパンダの精神状態や、新しい生活環境に慣れるまでは病気が心配で、隔離しなければならないのにとやきもきしていると言うのである。
繊細なパンダであるから、トラウマが心配されているのだ。
今回の岩手・宮城の地震においてもそうだが、被害にあった人々は、大変な苦渋を舐めて苦しんで居られるのだが、直接被害のない外野は至って無関心と言うか冷たく非情で、まして、相手が物言わぬ動物でパンダとなると、一切お構いなしに、楽しみに集まってくると言う、情けない話になってしまう。
私は、上野でも何度かパンダを見ており、ずっと以前だが、ワシントンやロンドンの動物園でもパンダを見ているので、比較的御馴染みだと言えそうだが、この地球上に2000頭もいないとすると極めて重要な貴重動物。神様が何億年もかけてお創りになった貴重な超傑作なのである。
また、環境問題、地球温暖化問題の深刻さを思い出して、苦しくなってきた。
ところで、逃げて野性に戻ったパンダもそうだが、四川の多くのパンダたちも、竹薮や竹林がなくなった四川の山の中で、何を食べて、どんな生活をしているのであろうか。
今回の大地震も、決して地球温暖化が無関係だと言い切れない筈で、一刻も早く、手を打たなければ、大切な動植物の多くを、どんどん絶滅の淵まで追い込んでしまうことになる。