熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭の歳時記・・・ミニバラの剪定と植え替え

2011年04月26日 | わが庭の歳時記
   リビングの出窓に、リアドロの人形や季節の切り花を生けた花瓶などとともに、イギリスで買った陶磁器の鉢カバーに、小さな鉢植えの花や緑の植物などを飾っているのだが、丁度綺麗に咲いたカラフルなミニバラが便利で重宝している。
   しかし、一応、咲き終わると、そのままにしておれば、次に、自然に咲く訳ではないから、それなりの手当てをしなければならない。
   庭の大きなハイブリッド・ティーのバラと同じように世話をすれば良いのだが、小さなバラなので、ついつい、手を抜いて枯らせてしまう。

   しかし、最近では、イングリッシュ・ローズやフレンチ・ローズと同じように、ミニバラの人気も高まってきたようで、園芸店には、結構、沢山の種類のミニ・バラが店頭に並び、賑やかである。
   花の終わったミニバラの鉢や最近買ったミニバラも含めて、次の花を咲かせるために、剪定をし直して、少し大きめの鉢に植え替えようと思って、作業に入った。

   園芸店で売っているミニバラは、精々5号鉢くらいに植えられた小さなバラだが、殆どは四季咲きのようだし、それに、種類によっては、1メートル近くの大きさに育つと言うから、取り敢えず、7号鉢くらいに植え替えるのが適当なようである。
   園芸店には、バラ用の培養土を売っているが、これまで不都合はないので、私は、いつも使っている草花用培養土で代用している。
   まず剪定だが、終わっていないバラは、これも、昨年、イングリッシュ・ローズで学んだのが、花がら下3分の1くらいの所の芽の上で切った。
   鉢の底に少し土を入れて、根鉢を崩さずにミニバラを移して、周りに培養土を加えて鉢に馴染ませる。
   バラは、非常に肥料を好むので、これも、なまくらを決め込んで、バラ用の肥料を、周りにばら撒いて、水をたっぷりとかけて、後は、日当たりの良い庭先に置くと言った寸法である。   

   ところで、ミニバラは、木立性で、つるバラ系統はないようだが、昨年買ったミニバラの2鉢は、横張り性の性格が強いのか、プラスティック製のネット型スタンドに這わせた混植であったので、今年は、多少剪定して、周りに追加した円形支柱に誘引して置いたら、結構、上手く伸びて蕾が付いている。
   しかし、今回、小さな鉢から植え替えたミニバラは、直立性であろうから、こんもりとした雰囲気で育てようと思っている。
   剪定の終わっていたミニバラは、まだ、花芽が出ていないが、古い葉が少しずつ落ちて、小さな綺麗な葉がびっしりと出始めて来ている。

   連休明けくらいから、庭植えのバラや、鉢植えのイングリッシュ・ローズやフレンチ・ローズが、咲き始めてくれるであろう。
   今まで、ミニバラには殆ど注意が行かずに枯らせていたのだが、今年は、綺麗に植え替えたので、どんな花が咲くのか、楽しみになってきた。
   昔、オレンジがかったコーヒー色のテディ・ベアのミニバラを何鉢も育てていたことがあるのだが、門口の階段に置いて楽しんでいたのを思い出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする