熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

フラワーセンター大船植物園・・・フジ、八重桜、そして、牡丹(2)

2017年04月30日 | 鎌倉・湘南日記
   うめ園の対面に、さくら園があって、ソメイヨシノなどポピュラーな桜ではない、珍しい桜が植わっていて、種類が違うので、タイミングがずれて満開を迎える。
   私の行ったのは、28日なので、一寸変わっているかも知れないが、福禄寿など八重桜が綺麗に咲いていた。
   

   まず、最初に見たのは、御衣黄。
   緑色の桜であり、遠くからは、桜だとは思えないので、見過ごしてしまうのだが、結構、雰囲気のある綺麗な桜である。
   
   
   
   
   
   一番大きな大木で、今を盛りに咲き誇っているのが、福禄寿。
   普賢象のように、豪華な八重桜である。
   
   
   

   一寸盛りを過ぎたと思っていたのだが、前に美しいと思った王昭君が、まだ咲いていて、ほんわかとした優雅な花びらを、涼風に靡かせていて独特な雰囲気を醸し出していた。
   
   
   

   泰山府君も一寸違った独特の雰囲気を匂わせる淡いピンクの八重桜である。
   
   
   

   桜は、下から見上げて鑑賞するものだと、佐野藤右衛門は語っていたが、私は、桜の花の中心部分、雄蕊雌蕊の付け根の造形に興味を持っていて、時々、接写して、その微妙な美しさに感激している。
   古いマクロレンズ(100ミリF2.8)で、手振れ防止がなく、手持ちでの接写であったので、風に揺られて、中々難しかったが、次の通り。
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   さて、まず、シャクヤク園に行ったのだが、咲いていたのは、レッドモナークと言う深紅の株のみ。
   
   
   

   ぼたん園は、もうすでに、カラフルに咲いていた。
   まだ、総てのぼたんが最盛期を迎えたわけではないが、多くのぼたんの花弁は、大きなわりに、非常に薄くて繊細なので、かなりの花が萎れてしまって、写真にはなり難くて、一寸残念であった。
   開花直後の朝早く鑑賞するのが良いのであろうか、太陽に照り付けられると、ひとたまりもないので惜しいと思って見ていた。

   やはり、趣向の所為か、目に入ったのは、黄色いぼたんで、二株あって、ハイヌーンと黄冠。
   
   

   名前を憶えていないのだが、写真に撮れたぼたんは、次の通りである。
   
   
   
   

   
   
   
   

   バラ園は、モッコウバラがわずかに咲く程度で、まだ、音なしの構え。
   今年は、京成バラ園から大苗を買って、相当、大幅に植え替えてリニューアルしているので、様相が一変するかも知れない。
   バージン開花なので、少し寂しくなるかも知れないのだが、京成バラ園作出は勿論、フランスやドイツ、イギリスなど欧米の比較的新しい新種のバラがオンパレードなので、新しい趣向を楽しめるであろう。
コメント
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