熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉便り・・・光則寺のハナカイドウ

2017年04月16日 | 鎌倉・湘南日記
   光則寺の門前には、丁度、ソメイヨシノが満開である。
   しかし、境内には、珍しく、桜らしき木はない。
   

   光則寺のハナカイドウは、本堂前の右側に傘を開いたようにピンクの花を咲かせている。
   樹齢200年とかで、鎌倉では最も大きなハナカイドウで、鎌倉市指定の天然記念物である。
   大きな根元は、朽ちて二股に分かれていて、その夫々が、笠のように設えられた大きな竹の支柱に支えられている。
   花の最盛期は過ぎたようで、根元に花びらが敷き詰められていた。
   妙本寺のハナカイドウも、強風に煽られると桜吹雪のように散っていて、それなりに風情はあったのだが、やはり、花を観賞するのには、満開前の7~8分咲くらいが、一番良い。
   日本人は、満開満開と言うが、中国人のように13夜の月を愛でる気持ちの方が、私は正解だと思っている。
   光則寺に着いたのは、曇天で夕刻でもあって、陽が陰っていて薄暗い感じであったので、残念ながら、くすんだ冴えない花の写真しか撮れなかった。
   
   
   
   
   
   
   

   この寺は、境内が狭くて、花木が密集して植えられているので、梢越しにハナカイドウを眺めるのも面白い。
   
   
   
   

   この寺のハナカイドウの咲き具合など、近づいてみると、結構面白い。
   
   
   
   
   
   
   

   境内には、他の花も咲いていて、面白いのだが、ハナカイドウのように、突出した花がないので、境内を歩いていて気が付くと言った感じである。
   池畔に、大きな真っ白のシャクナゲ、ミツマタ、桃、椿・・・と言ったところであろうか。
   
   
   
   
   
コメント
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