今年も、国立能楽堂で、宮崎の神楽が上演された。
今年は、「高原の神舞 国重要無形民俗文化財「祓川神楽」 ~神楽舞う能舞台~」であった。
「たかはるのかんめ」と言うようだが、これまで観た他の宮崎の神楽とは、地理的にもそれ程離れていないにも関わらず、趣も雰囲気も非常に違っていて面白いと思った。
舞台正面に金屏風が立てられて、その前に祭壇が儲けられてあり、舞台正面天上に「八咫之盤(ヤタンバン)と呼ぶ天蓋が吊られて、その下で神楽を舞う。本来、ヤタンバンには、天神地衹12神の神札や彫り物、八咫の鏡が取り付けられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/46/8e9d38de6c033ee4c38a04427656a13c.jpg)
地謡座には、奥から、鐘、笛、太鼓の3人の囃子方が陣取って音曲を担当し、揚幕から演者が登場する時には、鏡の間の太鼓が、幕あけを先導する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f4/2493bfff239ff7e8e1ccfc20c438002c.jpg)
HPから引用すると、
祓川神楽の概要
古くより天孫降臨の地とされる霧島連山・高千穂峰。その裾野に広がる高原町に鎮座する霧島東神社で「祓川神楽」は伝承されており、国指定重要無形民俗文化財「高原の神舞」を構成しています。以前は旧暦の11月16日の夕刻から翌朝にかけて、神楽宿とした民家の庭先に舞庭(御神屋)を設けて行われましたが、現在は12月第2土曜日に、祓川神楽殿で行われています。「神舞」とは、江戸時代の旧薩摩藩内における神楽の名称で、この名は宮崎県内では高原町などに伝えられています。四方四門を持つ舞庭の他、真剣や長刀など武具を使用した舞が多く、修験道の影響を受けていることなどが特徴です。かつて旧薩摩藩内では、大人数で真剣を持っての舞はよく見られましたが、「十二人剱」に見られるように現在残っているのは祓川のみとなり、その存在は非常に貴重なものとなっています。
冒頭、宮崎県知事の挨拶があり、その後、基調講演として、
葛西聖司氏の【神々の里-高原 祓川 そして 高千穂峰-】
小川直之教授の【高原神舞・祓川神楽の特色】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/13/b33698f38e7dd14a5f627f27a531ddc6.jpg)
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実演された神楽は、順に写真を示すと次の通り。
写真ばかり撮っていたのではないので、不出来だが、雰囲気は分かると思う。
神随
素面の四人舞で、夫々は神歌を謡う、祓川神楽で最も重要な舞で、神楽の中心メンバー舞い手となると言う。
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田の神
古着・襷・赤帯・まん袋を着用し、竪杵・錫杖・飯がい・しゃもじを持った田の神の滑稽な面舞。
着物や持ち物の由来を薩摩弁で語っているのだが、殆ど分からないが、観客は笑っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/bb/4f3b5b96e431ecd859e905bd0712af59.jpg)
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十二人劔
素面12人の真剣の輪舞。白刃をもっての激しい舞で、左手に左隣の切っ先を握り、「岩潜り」を行う。
その後、二人が真剣二振をもって舞い揚げる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0a/a1d3b44dc39e19bd9d624002e31377a5.jpg)
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長刀
長刀を手渡された舞い手が、長刀を豪快に振り回して舞い続ける。
観客の拍手が多い。
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宇治
鬼神の一人舞。右手に扇子、左手に高幣を持ち舞いつづけるのだが、ここの神楽は、面をつけてもぼさぼさの長髪なので、面が良く見えない。
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劔
最初は、素面の二人舞なのだが、真剣舞の途中で、緑の狩衣を着用し、藤の鞭を2本持った子供が登場して、3人が舞う。
子供が真ん中に入り、両脇から差し出されて真剣の切っ先を握って、回転したり器用に舞う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d4/3f4232282ff079833e24cffdb7a7a28d.jpg)
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花舞
献饌された餅を盆の上に乗せて舞う。
舞いながら落とした餅を客が拾う趣向だが、今回は、100個限定だと言って、客席を回って配っていた。
とにかく、33曲中、今回の上演は、7曲だったが、ほぼ、3時間の熱演で、人口僅かの田舎で、このような凄い神楽が、900年伝承されているのは驚きである。
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土地勘がないので、何処が何処だかよく分からないのだが、えびの高原や霧島方面には、3回行っており、宿泊もしたし、熊本へ向かう高速道路に乗るために東へタクシーで走っているので、この秡川神楽の故郷を多少かすめたのではないかと思っている。
大学の時、友人たちと九州を一周した時に、皆は都井の岬へ野性馬を見に行ったが、私だけ、韓国岳の中腹まで登ったり、その後、鵜戸神宮を回ったりと、宮崎で少し沈没していたが、当時は、迂闊にも、宮崎の国境に、このような素晴らしい宗教色の濃い芸術性の高い古典芸能が息づいていることを知らなかった。
(追記)写真を撮った座席は、確か、正面席の7か6列の20&21、カメラは、CANON G9X、絞り開放、非常に良いカメラである。
今年は、「高原の神舞 国重要無形民俗文化財「祓川神楽」 ~神楽舞う能舞台~」であった。
「たかはるのかんめ」と言うようだが、これまで観た他の宮崎の神楽とは、地理的にもそれ程離れていないにも関わらず、趣も雰囲気も非常に違っていて面白いと思った。
舞台正面に金屏風が立てられて、その前に祭壇が儲けられてあり、舞台正面天上に「八咫之盤(ヤタンバン)と呼ぶ天蓋が吊られて、その下で神楽を舞う。本来、ヤタンバンには、天神地衹12神の神札や彫り物、八咫の鏡が取り付けられている。
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地謡座には、奥から、鐘、笛、太鼓の3人の囃子方が陣取って音曲を担当し、揚幕から演者が登場する時には、鏡の間の太鼓が、幕あけを先導する。
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HPから引用すると、
祓川神楽の概要
古くより天孫降臨の地とされる霧島連山・高千穂峰。その裾野に広がる高原町に鎮座する霧島東神社で「祓川神楽」は伝承されており、国指定重要無形民俗文化財「高原の神舞」を構成しています。以前は旧暦の11月16日の夕刻から翌朝にかけて、神楽宿とした民家の庭先に舞庭(御神屋)を設けて行われましたが、現在は12月第2土曜日に、祓川神楽殿で行われています。「神舞」とは、江戸時代の旧薩摩藩内における神楽の名称で、この名は宮崎県内では高原町などに伝えられています。四方四門を持つ舞庭の他、真剣や長刀など武具を使用した舞が多く、修験道の影響を受けていることなどが特徴です。かつて旧薩摩藩内では、大人数で真剣を持っての舞はよく見られましたが、「十二人剱」に見られるように現在残っているのは祓川のみとなり、その存在は非常に貴重なものとなっています。
冒頭、宮崎県知事の挨拶があり、その後、基調講演として、
葛西聖司氏の【神々の里-高原 祓川 そして 高千穂峰-】
小川直之教授の【高原神舞・祓川神楽の特色】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/13/b33698f38e7dd14a5f627f27a531ddc6.jpg)
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実演された神楽は、順に写真を示すと次の通り。
写真ばかり撮っていたのではないので、不出来だが、雰囲気は分かると思う。
神随
素面の四人舞で、夫々は神歌を謡う、祓川神楽で最も重要な舞で、神楽の中心メンバー舞い手となると言う。
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田の神
古着・襷・赤帯・まん袋を着用し、竪杵・錫杖・飯がい・しゃもじを持った田の神の滑稽な面舞。
着物や持ち物の由来を薩摩弁で語っているのだが、殆ど分からないが、観客は笑っている。
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十二人劔
素面12人の真剣の輪舞。白刃をもっての激しい舞で、左手に左隣の切っ先を握り、「岩潜り」を行う。
その後、二人が真剣二振をもって舞い揚げる。
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長刀
長刀を手渡された舞い手が、長刀を豪快に振り回して舞い続ける。
観客の拍手が多い。
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宇治
鬼神の一人舞。右手に扇子、左手に高幣を持ち舞いつづけるのだが、ここの神楽は、面をつけてもぼさぼさの長髪なので、面が良く見えない。
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劔
最初は、素面の二人舞なのだが、真剣舞の途中で、緑の狩衣を着用し、藤の鞭を2本持った子供が登場して、3人が舞う。
子供が真ん中に入り、両脇から差し出されて真剣の切っ先を握って、回転したり器用に舞う。
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花舞
献饌された餅を盆の上に乗せて舞う。
舞いながら落とした餅を客が拾う趣向だが、今回は、100個限定だと言って、客席を回って配っていた。
とにかく、33曲中、今回の上演は、7曲だったが、ほぼ、3時間の熱演で、人口僅かの田舎で、このような凄い神楽が、900年伝承されているのは驚きである。
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土地勘がないので、何処が何処だかよく分からないのだが、えびの高原や霧島方面には、3回行っており、宿泊もしたし、熊本へ向かう高速道路に乗るために東へタクシーで走っているので、この秡川神楽の故郷を多少かすめたのではないかと思っている。
大学の時、友人たちと九州を一周した時に、皆は都井の岬へ野性馬を見に行ったが、私だけ、韓国岳の中腹まで登ったり、その後、鵜戸神宮を回ったりと、宮崎で少し沈没していたが、当時は、迂闊にも、宮崎の国境に、このような素晴らしい宗教色の濃い芸術性の高い古典芸能が息づいていることを知らなかった。
(追記)写真を撮った座席は、確か、正面席の7か6列の20&21、カメラは、CANON G9X、絞り開放、非常に良いカメラである。