熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・ムラサキシキブ花が咲き始める

2020年07月12日 | わが庭の歳時記
   梅雨の合間を縫って、時折陽が差すことがある。
   気づかなかったが、ムラサキシキブの小花が色づいて花を開き始めた。
   千葉から移転するときに、黒椿ナイトライダーの鉢植えにくっついてきた小苗を、そのまま、庭植えしたら成長して、毎年忘れずに花を咲かせてくれるのである。
   千葉の庭には、何株も咲き乱れていて、シロシキブも植わっていたのだが、鎌倉に持ち込めた花木などは、僅かで、今でも、残念だったと思っている。
   このブログでも、当時のわが庭の記事を随分書いてきたので、時々、開いては思い出を反芻している。
   子供の頃育った宝塚や伊丹の田園地帯では見たことがなく、学生になってから、京都の古社寺散歩を初めて、確か詩仙堂だったと思うのだが、池の汀から放射線状にすっくと伸びて、紫色の鈍く光る数珠状のムラサキシキブを見て感激したのが最初の出会いで、一戸建てに移ってから庭に植え始めたのである。
   しかし、やはりこのムラサキシキブは、しっとりとした京都の古寺の情緒のある心字池のそばにひっそりと咲くのが似つかわしく、乾燥気味のわが庭には、一寸可哀想な気がしている。
   
   

   クラブアップルが、光っていて綺麗だが、柿と、去年一つも実を付けなかった夏みかんが実を付けて少しずつ大きくなってきている。
   普通のアジサイは、色あせて殆ど終わりだが、種類が違うののか、殆ど蕾さえ見せなかったアジサイが、小さな蕾を現したかと思ったら、小さな花を咲かせ始めた。
   花持ちが良く、花房がころかげんにコンパクトなので、一輪挿しに挿して楽しませて貰っている。
   
   
   
   
コメント
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