熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

梅雨も梅雨なりに

2020年07月09日 | 生活随想・趣味
   九州や中部日本の大災害を慮れば、「梅雨は梅雨なりに」などという悠長な記事など書けないのだが、
   この鎌倉でも、結構、強烈な男性的な梅雨で、強風に煽られ豪雨に襲われていて、しとしととして蒸し暑い昔の梅雨の印象とは桁違いの激しさである。
   天気予報のテレビ放映では、よく、江ノ島が映っているのだが、ここから山の手北へ4~5キロほどの小高い山間の住宅街なので、吹き上げてくる風雨はかなりきつい。

   さて、天候が穏やかで、しとしと雨の静かな日には、蒸し暑さを辛抱して歩くと、それなりに、普段とは違った発見などはっとするような雰囲気を味わえることがある。
   尤も、年寄りと言うことで、コロナウイルス騒ぎが、まだ、終息していないので、バスや電車での移動さえも憚られていて、近所の散歩程度の移動なのだが、それでも、アジサイやアガパンサスなどが、雨に濡れてひっそりと咲いていて楽しませてくれる。
   自動車の免許証を返上したし、上等な電動自転車を買いながら、安全優先で乗るのを諦めているので、移動は徒歩のみ、
   最近、やっと、孫娘の幼稚園が平常通園に戻ったので、その送り迎えで歩く機会に恵まれて、無理に散歩することもなくなった。

   さて、わが庭の花も寂しくなったのだが、シルクロードやコンカドール、アジサイは、まだ、咲き続けている。
   梅雨模様の暗い天気で、花の色が冴えないのが可哀想である。
   
   
   
   
   

   本来なら、水不足で葉が痛んでしまうモミジの鴫立沢や琴の糸などの葉が綺麗に残っている。
   湿度の高い寒暖の激しい京都や奈良と違って、関東、この鎌倉でも秋まで葉が持たずに、綺麗に紅葉することは珍しいのだが、さて、今年は、この葉っぱが、いつまで持つのであろうか。
   
   
   
コメント
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