私が小学生バレーボールの指導を始めて14年になる。本職の卓球が選手時代とコーチ時代を含めて10年しかやっていないのだから、12年も良く続いたと思う。
小学生バレーとの出会いは教育実習時代にさかのぼる。
大学4年の9月に実習に行った小学校にけっこう強い小学生バレーチームがあった。練習は水曜日の放課後と土日。水曜日は監督さんが来れないので、学校の先生が練習を見ていた。そこに私も参加させていただいた。たちまち小学生バレーの虜になった私は、教育実習が終った後も数ヶ月間バレーの練習に通ったほど夢中になった。
教師になったら小学生バレーの指導をしてみたいなと感じ始めたのがこの時期であった。
しかし、新任で赴任したのは小学校ではなく、障害が最も重い肢体不自由児の養護学校であった。
(続く)