第29回東京新聞杯 東京都大会

やはりスポーツは試合に出るからこそ本当の楽しさを感じることができる!
ひとつの目標に向かって、チームのみんなで協力し、努力する姿こそスポーツを通じて輝く子ども達の心の表れだ。

今日は町田総合体育館で第29回東京新聞杯東京都大会の1日目を行い、男子はベスト4、女子はベスト8までが決まった。
嬉しいことに、私の勤務する香取小学校の体育館で毎日練習している「ジュニアファイターズ」さんがベスト8に勝ち上がった。
(写真画像は入場行進風景)

夏休みも1日も休まずに練習していたチームだ。努力が報われていく姿は見ていて勉強になるし、しかもこのチーム、数年前に部員が足りずに監督が一番苦労していた時期があったことや、監督さんがどれだけの努力をされているかを江東区の指導者はよ~く知っているので、他チームもみんな喜んでいるわけである。

来週の準々決勝からの試合も大いに楽しみながら良い結果を出してほしいと心から思う。


今日も素晴らしい試合がたくさんあった。
私は3つの試合の審判をしながら心底思ったことがある。
それは、あるチームの監督さんの叫びだった。試合はフルセット、18-16で相手が作戦タイムを取った時の言葉であった。

「いいか、俺たちは次の1点を取るために、これまで苦しい練習を頑張ってきたんだぞ!この1点なんだ!絶対に取ろう!!!」

子ども達の目がキラッと輝いた。


私も強く共感した。
そうなんだ。
目標を持って練習し、試合に出ていくということは、こういう「1点」=「一瞬」の大事さを味わい、そして勝ち取っていく経験を積むことで、大きな心の財産をつかみ取ることができるんだ。スポーツってそういうものだ!
試合に出ることがなかったら、この「1点の大事さ」も経験できない。努力の結果がどう表れるかも体験することがない。練習が無意味になる。
いろんなチームで切磋琢磨していくことって、やっぱり素晴らしいな。
多くの子ども達にこういう経験を積ませてあげたいな。


この監督さんは勝った瞬間に男泣きしていた。
子ども達も感動の涙を流していた。

こちらがもらい泣きしそうになった場面であった。


子どもを指導する者はこうでなくてはならない。
自分の未熟さを隠すのではなく、自分の未熟さに挑戦し、それを乗り越え、子ども達に素晴らしい経験を積ませていく。
子ども達の貴重な時代に、子ども達と共に感動の場面をたくさん創り出してあげる。
そのためにスポーツの指導者はいるのだ。

そんなふうに自分の心に刻んだ1日となった。

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映画『ブリュレ』の紹介

本日より渋谷のユーロスペースで公開される映画『ブリュレ』に、私の学級の卒業生である平林鯛一くんが出演します。

この記事で興味を持たれた方は、ぜひ映画をご覧ください。

よろしくお願いします。
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