マインドマップで授業記録を取るとなぜ良いか 【家庭科授業記録】

ニューイノッチ車を手に入れて大きなものを運べるようになったので、さっそく「姿見」を買いに行った井上です。『夢を叶えるゾウ』の中の神様・ガネーシャの課題をけっこう忠実に実行している私なのです(笑)


今日は区小研・家庭科研究部の研究授業が私のクラスで行われました。事前授業といって、本番で授業を行う前に他のクラスで授業を行ってみて、指導案に検討の余地があるかどうか判断するためのものです。

授業者はお隣のクラス担任。私はお客様なので、参観しながら授業記録をマインドマップで描いていきました。

授業記録をマインドマップで取ると何が良いのかというと、

(1)色分け
授業構成を色分けして描いていくので、授業のどこに時間がかけられたか、一瞬で理解できます。今回のマインドマップだと、青のブランチに授業の3分の1が使われたことがすぐに分かりますよね。ここが少々長すぎたので、授業時間が足りなくなってしまいました。終了後の家庭科研究部の話し合いでも、大きく授業内容の変更が話し合われたようですから、マインドマップの分析も間違ってはいなかったようです。

(2)スピードアップ
キーワードだけで授業記録を取っていくので、記録の早さがものすごくスピードアップします。45分間の内容をほぼ網羅できているので、このマインドマップ1枚あれば、私は同じ内容の授業を再現することができます。

(3)子ども達の活動が分かる
 授業の中で子ども達がどんな考えを持ったのか、個人の思考が行われていたのかどうか、マインドマップを見て分かるようになります。その上に「ワークシート」も確認すれば、授業の客観的分析にとても有用です。

(4)関連づけ
これは今回のマインドマップにはあまり表れていません。それは用意周到に授業をしていたので、授業の流れが美しく進んでいたからです。これがもっと分かりにくい授業だった場合、何がポイントだったのかをブランチの関連づけで発見することができます。内容の難しい大学の授業ほどマインドマップで記録していくと大きな効果を顕すことでしょう。

(5)強く残る記憶
マインドマップで授業記録を取ると、記憶にきちんとフックがかかり、脳内にず~っと授業イメージが残ります。
私が独学でマインドマップを書き始めたのが3年前になりますが、やはりその時の研究授業記録はマインドマップで描いていました。実はその当時の授業、未だに鮮明に覚えているのです。私がマインドマップを本気で学ぼうと思ったのも、見よう見まねで描いたマインドマップなのに、「記憶」にはきちんとパワーを見せてくれているからなのです。


さてさて、明日はNHKの取材班が我がクラスに入り、マインドマップのことをニュースにしてくれます。

題名は『新ノート術』

今朝、電車の中で「メモ・マインドマップ」でいろいろと考えた結果、少々授業内容を変更することにしました。国語『やまなし』の集中講座となります。

今日も2時間授業をしましたが、今日のは知識の注入。インプット。
一晩頭の中で寝かせて、明日はアウトプットする活動になります。

大人でも難しい内容にあえてチャレンジしていきます!!!

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