喜捨の心・・・親や教師に必要なもの

「喜捨」という言葉をご存知でしょうか? 文字通り「喜んで捨てる」ということです。
世界の三大宗教(仏教・イスラム教・キリスト教)にはどれにもこの喜捨の考え方があります。何千年の時代を超えて人類の生活に残っている宗教文化の中にある考え方なので、人間の心を良い方向へ進ませる働きがあると判断しても間違いではないと私は思っています。

捨てるといっても、ゴミのように捨てるのではなくて、お布施や金銭的に富める者が、持たざる者へと分けていくような寄付的な捨て方、それが喜捨の精神でしょう。ご供養といっても良いかもしれません。


この「喜捨」の姿勢は教育者に必要なものだと思います。

自分自身の努力で得られた知識。
研究や交流から生まれた人脈。
貴重な自分の時間。
こうしたものを喜んで分け与える。
自己保身の心からは何も生まれないことを体験的に感じます。

今日の記事は、具体的な例を示していないので分かりにくい内容だと思いますが、私のひとり言だと思って下さい。

目を通していただいた方々、いつも本当にありがとうございます。
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