ご要望に応えて「給食返却アート」

今日の給食前、クラスの女子Tさんから、このようなことを言われました。

「先生、お母さんがね、給食を返す時のアートを楽しみにしているんだって。すごく楽しいって言っていたから、やってくれませんか。」

はいはい、了解しました!

ということで、今日の給食メニューからは残飯をアートすることが難しかったので、牛乳パックをアートしました。学校の窓から大きく見える「東京スカイツリー」をイメージして作ってみました。

子どもたちからは、

「先生、牛乳パックは赤いから、スカイツリーじゃなくて東京タワーだよ。」

と言われました。

うんうん、確かにそうだね!



今回、このアートをしたのも、子どもから「やってほしい」という声があがったからです。その子は自分のお母さんを楽しませようという「相手意識」「クラス外部意識」を持っていたわけです。「相手意識」を育むことは新学習指導要領では非常に重視されています。だからこそ私は敏感に反応し、牛乳パックアートをやったのです。

給食というのは、教師にとっては「食事の時間」ではありません。「給食指導」という勤務時間です。私は楽しく有意義に仕事をしていたいという願いを持っていますので、このようなタイミングを敏感にキャッチして、子どもたちの思いに応えようとしているつもりです。
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