昨日の土曜日。学校は休みでしたが、担任する4年生の代表児童12名を引率して、「江東区トンボまつり(2010)」に参加しました。目的は総合的な学習で行った「ヤゴ救出作戦」の実践発表を子どもたちに行ってもらうためです。今年度は残念なことに私の勤務校だけが発表校だったので、聞いてくれる方が少なかったのですが、それでも参加したことには意味があります。
「公の場で子どもたちを育てる」
「学校を代表して、学校外で発表をすることにより、リーダー性を伸ばす」
こういうねらいを持って指導してきたつもりです。
発表を聞いて下さった方は、江東区の職員の方々やネイチャーリーダーの方々、そして参加児童のご家族といった、「内輪」のメンバーでしたが、発表する児童にとっては、それでも十分緊張感を感じられる「公の場」でした。
何しろ、12人の友達と2人の担任と一緒にバスに乗ってお出かけするだけでもワクワク感があったようですから、初めて訪れた文化センターでの発表が子どもたちの脳裏に強く刻まれたことは間違いないでしょう。
発表は1組、2組別々に行いました。
私の組は、代表児童から「マインドマップで発表したい」という希望が出ましたので、画像のような「iMindMap」をプレゼンモードで動かしてやってもらいました。子どもたちが手に持っていたのは画像のマップ1枚。6人でブランチごとに交代しながら原稿なしで話して約6分間。聞いていた大人の方々は、きっと「ノー原稿」だとは思っていなかったことでしょう。
午前中には学校にもどり、子どもたちを帰した後、昼食も十分に取る時間もなく、午後は辰巳ジャンプの練習にかけつけました。
今の辰巳ジャンプは4年生が中心メンバーですから、7月に行われる予定の「U10キッズ交流バレーボール大会」に向けてのチーム作りが中心目標になっています。その4年生チームの中にただ一人、2年生を「レギュラー」として入れることにしました。この子は練習中も試合中もいつも大きな声を出してはチームを盛り上げてくれます。高学年の子が打ってくるスパイクにも怖がらずにレシーブしに行きますし、もしかしたら今のチーム内では一番“辰巳ジャンプらしい子”と言えるかもしれません。
ファミリーマートカップ予選敗退が決まった直後、すぐに「7月の大会ではレギュラーだよ。」と申し渡しました。今、この「レギュラーという立場」がこの子のバレーボールに対する意識を大きく伸ばしています。自覚が生まれたと言えばいいのでしょうか。レシーブ技術がどんどん伸びています。さらには「2年生チーム」を作るべく、次々とお友達を練習に誘って部員増加に貢献しています。現在2年生は5名まで増えましたので、あと1人で1チームできあがりですね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_yaho.gif)