保護者の思い・・・読み聞かせ 平成22年度⑥

花さき山 (ものがたり絵本 20)
斎藤 隆介
岩崎書店

このアイテムの詳細を見る


昨日の朝、保護者ボランティアさんによる読み聞かせがありました。
今回は有名なお話。
道徳の副読本にもよく掲載されている『花さき山』です。

現実世界で良いことをすれば、仮想世界に一輪の美しい花が咲く。そしてみんなが花を咲かせていければ、たくさんの花で満ちていくというストーリーです。

保護者のSさんは、この物語でうったえたかったことについて、このように語ってくれました。

「私の家族は、良いことをしたら心の銀行に貯金がたまっていくって思っているんです。これは、おばあちゃんの考え方が始まりなんだけど、おばあちゃんは『良いことも悪いこともみんな業を積むって言って、心の中に貯まっていくんだよ。だからいつも『良いことをして、良い貯金をしていこう』と心がけることが大事って、教えてくれました。4年生のみんなもどんなことでもいいから、自分の心の中に花をさかせてくださいね。」

こうした話を受けて、Sさんに私からはこのような本を紹介しました。

宇宙銀行―徳を積み立てると幸運が引き出せる
植西 聰
サンマーク出版

このアイテムの詳細を見る


実は私が常に意識して子どもたちの教えていることが、この「心の銀行」なのです。
「花さき山」のような考え方が、これからの時代には本当に必要なように思えます。2015年を境に、間違いなく「心の時代」が始まるはずだからです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )

「全脳思考モデル」で発表計画させる

週末に予定されている「江東トンボまつり」で、我が4年生たちが江東区で唯一の学校発表団体として参加を予定しています。どうも年々、発表校が減っているようで、今年は1校もなかったところに、私が「ぜひともやらせてほしい!」と声をあげたので、だた1校だけの発表となったようです。

私がそこまで「発表」にこだわるには理由があります。
新学習指導要領に示された「表現力」を育てるためには、子どもたちの「相手意識」を育てる必要があると強く感じているからです。この「相手意識」をこれまで、私はこの数年間、独自の用語を開発して授業を展開してきました。、「外部意識」という言葉です。

「学校内部に発表するのではなく、学校外部に情報を発信していくこと」
これが『外部意識』です。

何年生であっても、この『外部意識』を持った途端に、より良い発表をしたいという意識に目覚めます。この向上意識によって、子どもたちの表現力は急上昇します。

私は教員という仕事をする人間として、子どもたちが何となく成長していくのではなく、“一気に伸びていく”という姿を現出したいので、この『外部意識』というものを有効活用します。


私のクラスでは代表の6人が「江東トンボまつり」で発表をします。
この6人で考えたのが画像にある「全脳思考モデル・・・ストーリーストリーミング」で考えた発表計画です。(くわしい解説はしないでおきます)

そして、子どもたちは実際の発表を「iMindMap」でやってみたいというので、すでにそのプレゼンテーション資料は子どもたちといっしょに作りました。

さあ、土曜日の代表発表、聞いて下さる方々を、120%満足させるものにできるでしょうか?楽しみです。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )