昨日一昨日と抜けるような秋空の下、京都出張ついで鉄を満喫して来たのですが、膨大なカットをどうレタッチしてネタにするか途方に暮れておりますので、取りあえず去る6月に撮って以来アップしそびれていた叡電のカットを……(^^;
さて、叡電を訪れる際には見事な沿線風景に気を取られてしまい、ごく一瞬で (?) 通り過ぎる修学院車庫のことを忘れそうになってしまいますが (そんなことはない? ^^;)、やはり久しぶりに叡電を訪ねた以上、修学院車庫に日頃起居する大御所・デト1001の存在を忘れるわけには行きません! つい最近までは、もう一種類の大御所としてデオ600×2が予備車として現存していましたが、なかなか撮影する機会もないまま廃車となってしまい (泣)、今や京福時代からの在籍車として緑+ベージュ塗装を保っているのはこの1両のみとなってしまいましたので、そういう意味でも見逃すことは出来ない1両であると言えましょう。
そこで修学院にて下車後、叡電新本社兼マンション及び京福時代に建てられた直営マンションを大きく回り込んで裏手の道に出ますと……自動車用門からほど近い位置に鎮座していました(*^^* →門の外から撮影しております)。
う~ん、この細身でヘロい表情、何やら京急の先代釣掛デトを思い出すようで結構好きなのですが、さらに別の角度(柵外の公道上)から超望遠で正面がちに撮ってみますと、まさに実用本位で造られた無蓋電動貨車そのものなゲテモノぶりを満喫できます……(^O^)。が、残念ながらクルマがアングル内に駐車されており、イマイチ中途半端な記録になってしまいました (泣)。まぁ、そんなカオスぶりも地方私鉄の車庫らしいと言えばそれまでですが……。
ちなみにこのデト、同型車が嵐電に現存しており (モト1001)、たまに帷子ノ辻の側線に留置されていることもありますが、時間を確保して帷子ノ辻で途中下車出来そうなときに限ってもぬけの空 (汗)。その記録は今後の課題です (^^;
それにしても……叡電となって以来のオリジナルカラーも良いのですが、やっぱり京都のしっとりとした風情にはこの塗装が似合うと思う私……。何とか嵐電の紫化は一部分で打ち止めとなることを願うと同時に、叡電でもデオ800の1編成を使ってこの塗装をリバイバルして頂けないものかと期待(=妄想)している今日この頃……。あ、京阪の出資比率が拡大したことから、おけいはんツートン (一般or特急色) でも構いませんけど ……(笑)。