地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

近鉄京都線を撮る (4) 超珍車3000系!

2012-09-05 00:00:00 | 大手民鉄 (近鉄)


 最近、近鉄にまつわるニュースをいろいろと目にします。その最も代表的なものといえば、横浜ランドマークタワーを超えて日本一の高層ビルに躍り出た阿倍野ハルカスでしょうが、うむむ……関東人にとってイマイチ印象が薄い一角に突如そのようなものが出現するとは……(笑)。また、かつて近ツーの団体ツアー部門が子会社として独立したクラブツーリズムが、再び近ツーに吸収合併されるとか。メディア報道によれば、公募ツアーのノウハウを積み重ね高収益体質を保つクラブツーリズムを再び取り込むことで、旅行業界での生き残りを図って行くため云々と言われますが、鉄ヲタ的にみれば……「かぎろひ」の登場は既に再合併の布石だったのかも知れません (勝手な予想でスミマセン ^^;)。いっぽう、内部・八王子線については、車両更新の切れ目を控えて廃止が取り沙汰されたり、かと思えば伊勢志摩ライナーのリニューアルなどの話題もあり、いろいろな明暗が現れること自体が私鉄界の雄・近鉄の近鉄たる所以なのかも知れません。
 しかし、そんな話題に完全に埋没しつつ、3000系が廃車解体とは……(号泣)。



 個人的に近鉄3000系は、ギンギラギンのコルゲート車体とレッドマルーンの組み合わせが何ともシブく好印象な車両だったのですが、結局近鉄では開花しなかった電機子チョッパの試作車であることが災いし、もっと車齢が古い8000系列よりも先に消えることになったのでしょうか……。
 そんな3000系、幅広ボディの4連ということで、長らく京都・橿原線系統のローカル運用として用いられて来ました。そこで、京都出張の折にはこれまで度々近鉄京都線にも足を運び、何とかこの薄幸のコルゲート車を撮り貯めたいものだと念じてきたのですが、もともと予備車的存在だったのでしょうか、はたまた運が悪かったためでしょうか……結局撮影出来たのは約●年半前の1回のみ。しかも鳥羽街道で大慌てでズーミングして連写しただけというもの……(苦笑)。このときはその後も撮影を続けて京都駅に戻ったため、乗る機会は逃してしまいました (滝汗)。
 まぁ、電機子チョッパ車そのものは今でも他の路線にありますし、ましてや現在新たな電機子チョッパ車天国を訪問していますので……(謎)。
 とりあえず、最近はある私鉄のお気に入り車両をめぐる大きな動静があり、しかもその車両の模型がまだ売っていない場合、○イクロから出ないかなぁ……と思うのが慣わしとなっているのですが (笑→G○はモーターがアレなのでちょっと……)、近鉄3000系も「出ればマジ欲しい」状態ですね (^^;;)。