
先日の岳南訪問で、まず比奈駅で下車した目的は、もちろん旅客列車を撮りやすいという点もありましたが、やはり何と言っても、貨物廃止後雰囲気はどう変わったのかを知るという点にありました。しかしその結果は……変化のありさまを事細かに記すまでもなく、無人化!ヤード空っぽ!線路赤錆!といった、単純で冷酷な現実を見せつけられるだけだったのです……(T_T)。唯一の救いは、駅舎・ヤードともども極めて清潔に保たれており、いつでも貨物よ帰っておいで……と言わんばかりの雰囲気が感じられたことでした。しかし、製紙工場内のレールには、夏草がすっかり繁茂し、とても昨年の今頃は盛業していたとは思えません。こうしてまた「夏草や、強者どもが夢の跡」という感傷に浸らざるを得ないのですが、鉄道趣味が産業社会の動向と密接にからんでいる以上、それもまた宿命なのでしょう。

ともあれ、比奈には平均約15~20分に1回電車が姿を現すのみで、貨物廃止後も温存されている機関車は姿形もありません。というわけで、一駅乗って岳南富士岡に向かいますと……そこは岳南富士岡駅のほのぼのとした情景と相俟って、プチ・貨物鉄道テーマパークと化していました♪♪
まず、吉原~比奈間の本務機を長年担ってきたED40は、JRFから譲渡または払い下げを受けた青ワムを間に挟んだPP編成状態に (*^O^*)。手前にロープが引かれているのは少々残念ですが、この魅力的な光景を眺めるためだけでも岳南を訪れる価値は絶大だと思います♪ 貨物廃止直前、確かED403が絶不調云々……といわれ、既に役目を失ってしまった以上再び整備される当てがあるとは思えないのが残念ですが、パンタを上げた状態で転がることぐらいは可能だと思われますので、ED402とのコラボレーションで比奈のヤード内をウロウロするイベントなどがあれば嬉しいなぁ……と期待しています。もっとも、最早小粒なELと青ワムの組み合わせは貴重すぎて、イベントのたびにヲタ殺到となってしまいそうですが……(-_-;)。
いっぽう、超古典機・ED501はモハ7001とともにクラの中。最早この罐は、自走可能な状態で保存されていること自体が重要文化財級だと思いますので、普段はクラの中でも良いので何とかいつまでもその輝きを……と強く願うものです。
こんな感じで、短時間ながらも久々の岳南富士岡訪問に満足した後は、用事の時間が迫っておりましたので吉原に戻り、貨物廃止記念のD型硬券入場券を全種類購入してプチ訪問を締めくくったのでした。