地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第四ジャカルタ炎鉄録 (11) JR203系マト51

2012-09-26 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 東京メトロ直通車両といえば、既に全車メトロ直通運用から引退してしまいましたが、この車両を忘れるわけには行きません!遠路はるばるジャカルタに渡ったJRE203系! (笑) そこで、今夏のジャカルタ撮り鉄シリーズのうち、ここから数回分は203系各編成の現状をアップして参ります。但しマト52編成は、私の滞在中ずっと予備車扱いで全く見かけませんでしたので省略となります。悪しからず (-_-)。
 紹介の順序は松戸区所属時代の編成番号に従うとして、一発目はマト51編成! 周知の通り、203系の試作的編成として車番が緑字となっていますし、0番台ということで非ボルスタレス台車ですので、撮影後にどの編成であるかをモニタ画面で確認するまでもなく、思わず「マト51来たぁぁっ!」と叫んでしまいます (笑)。



 そんなマト51編成、どうやらボゴール電車区に配置されているようで、他の203系編成がしばしばブカシ線運用 (デポック所属車担当) に入るのに対し、少なくとも私の滞在中は一貫してボゴール~ジャカルタ・コタ間を往復、またはボゴール~マンガライ~環状線~ジャティヌガラ間を往復しておりました。ボゴール線を走る電車は、マンガライ~ボゴール間が片道1時間であり、環状線に入ってしまうと全線走破するのに片道2時間を要してしまいますので、自ずと撮影回数も減ってしまう可能性が高まるのですが、何故か今回個人的にこの編成との相性がよろしく、気が付いてみれば結構撮り貯まっていました (^o^)。まぁこれもひとえに、代々木上原でマト51編成を見かけることが多かった小田急沿線民の執念……なわけはありません (笑)。出来れば、女性専用車ラッピングが無ければもっとサイコーなのですが……。
 なお、2枚目のカットはモナス (独立記念塔) をバックに快走するシーンです。そういえば常磐千代田線時代は、地下ながらも二重橋前~霞ヶ関~国会議事堂という、国家の象徴及び政治の中枢をかすめたコースを走り、インドネシアでも独立の象徴及び政治の中枢 (すぐそばに大統領官邸あり) をかすめたコースを走るということで、203系は日本時代にはボロだの何だのと悪口を叩かれながらも (私は一切与していません)、何のかの言ってそういう場所に縁が深い電車なのかも知れません。


 ボゴール電車区は手狭で、検修庫には4両単位でしか入れないため、4+4に分割されて入換中 (笑)。その入換も駅の1番線を使用するため、中間車の妻面が露出しまくりなシーンを電車区の外でも拝むことが出来ます。運さえ良ければ……(爆)。ブミグリスの出庫と1番線入線を待っていたところ、先にマト51編成の4両がノソノソと出て来て一瞬結構ビビりました (^_^;;;)。隣りにいる東急8610Fが、カヲスな光景に輪をかけているような……。