からの国では自業自得の墓穴掘りまくり反日暴動まつりが大盛り上がりを迎えているようですが、世界的にみて圧倒的に注目が集まっているのは、イズラーム反米デモ・暴動の衝撃でしょうか。しかし幸いにして、これまでのところいろいろな宗教に対する寛容度が高いことこそ、神仏キリスト何でもありな日本の良いところだと思いますので、そんな日本と、イスラーム教徒が世界最大規模なインドネシアとの相互尊重に基づく結びつきがますます強まることを心から願うものであります。実際にそれは、インドネシア最大のモスクであるマスジッド=イスティクラル (独立モスク) をバックに日々快走する日本中古冷房車の活躍によっても象徴されている……と信じたいですね。
というわけで今回は、ジュアンダ駅の南にドドーンと聳えるマスジッド=イスティクラルと東急8612Fの組み合わせを1枚目にアップしてみましたが、これに対し2枚目は……ドゥリの線路市場を行く8612Fです (^^;;)。まだ午後の西日が強烈な時間帯には線路市場の来客は極めて少なく、多くの店もまだ夕方の再オープンを始める前の段階ですが、それでもまぁ一応、スーパー斜光線および線路市場の生々しい雰囲気と8612Fの組み合わせが決まったぜ!という感じです (笑)。ボゴールから北上した電車が、マンガライから中央線に入ると壮麗な風景が広がり、マンガライから環状西線に入ると生活臭が炸裂するスーパー下町に突っ込んで行くという、余りのギャップの激しさもまたジャカルタの電車シーンの妙と言えましょう (^^;;)。
そういえば、ドゥリの線路市場は日中暑すぎるため一旦賑わいが消え去りますが、再び喧噪が戻るタイミングは、午後3時頃のアザーン (礼拝時刻を知らせるコーラン朗唱) がそこかしこのモスクのスピーカーから響いてくる頃合いでしょうか。ちょうどその頃、海からの涼しい風も吹き始めますので……果たしてアザーンが夕方の風に合わせているのか、それとも夕方の風がアザーンに合わせているのか分かりませんが、何はともあれアザーンの大音量にもそこはかとなく涼しい風情を感じてこそ、現地の雰囲気にどっぷりと浸かるジャカルタ撮り鉄の面白みだと思うのは私だけでしょうか? ちなみに、夜明け前の朝4時半にも窓の外からガンガンにアザーンが流れて叩き起こされます (汗)。私もそれでゴソゴソと起床して毎日朝練に出掛けておりましたが、これに耐えられない人はジャカルタ撮り鉄に向かないでしょうなぁ~(^^;)。鉄活動に便利な線路沿いの中級ホテルは、多くの場合民家とモスクが密集する下町っぽいところにありますし。