東急東横線は約半年後の副都心線直通を控えていよいよ慌ただしい雰囲気となりつつあるのに対し、田園都市線はまさに嵐の前の静けさ。フツーに8500系がガンガン往来し、○K編成も朝夕のしかるべき運用に入って活躍を続けています。しかしだからこそ、来年の夏以降 (?) 車両面での変動が始まってヲタ殺到が予想される中、日々の記録を少しずつ積み重ねるべきなのだろうと個人的に思っております。
そこでそういえば、約1ヶ月前にインドネシアへ向けて出発し、ジャカルタの地で大活躍中の8500系を撮影しまくったのをよそに、肝心の田園都市線での撮影が御無沙汰だったことに気づきました。今年の8月はウンザリするほど暑かったのみならず、少々時間が出来ると相鉄7000系に走ってしまったもので……(汗)。
というわけで、昨日は少々時間を確保して久しぶりに田園都市線を撮影してみたのですが、ごく短時間のうちに8695Fや8634Fといった特徴編成がやって来るとは嬉しいですね……(*^^*)。しかも、昨日はライティングが凄かった! 8月の超ド級な晴天続きが一転、9月の声を聞くとともに寒気が流れ込みやすくなって、季節のめぐり通りに雨が降る機会が増えていますが、ちょうどそんな雷雲が背後に迫り、いっぽう手前はまだ明るいことから、手前の車両と風景に露出を合わせて撮影すると空が超ダーク!! 個人的には、こういう微妙かつ怪し過ぎるライティングが実は大好きだったりするのです☆ 特に田園都市線のステンレスカーの場合、ぎらつくシルバーと背後の暗雲とのコントラストが鮮烈すぎるではありませんか……!
ちなみに、今回の2カットはいずれも、去る6月下旬に新発売となったキヤノンのパンケーキレンズ・EF40mm F2.8 STMで撮影しているのですが、大して絞らなくとも驚異的なシャープさと線の細さ、立体感豊かなコントラスト、瑞々しさみなぎるヌケの良さで、しかもボディキャップ代わりと思えるほどの超コンパクトさ! そしてお値段は実質たったの1万数千円台というわけで……本当に買って良かった!!と心から叫びたくなる一本 (とゆーか「一枚」^^;) です♪ 最近は普段の鉄撮影をEF赤鉢巻レンズの24-105mmと70-300mmの2本でこなしている私ですが、これを購入して以来、フルサイズで40mm前後、APSサイズで64mm前後の画角を選べそうなときには、迷わず標準ズームを外してこれを装着するようになりましたし、大方の撮影は望遠ズームのみで済みそうだなぁと思われる際には、思い切って標準ズームを自宅に置き去りにして、その代わりにこの40mmを持参することも増えました (笑)。そもそも、小学校卒業時に父から拝借して初めて使ったマニュアル・コンパクトカメラ (AE付きながらも露出計は故障。汗) にくっついていたレンズが40mmF2.8でしたので、この焦点距離とレンズの明るさはまさに私にとってカメヲタ人生の原点でもあるのです!