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ミステリ感想-『呪文字』倉阪鬼一郎

2009年03月06日 | ミステリ感想
~あらすじ~
自らの余命を知った作家の守渡季里は、遺作の執筆を開始していた。
同時にある同人誌に書き始めたエッセイに、まるで残り少ない命をしぼり出すように没頭していき……。


~感想~
結末は袋とじの中に隠されているのだが、隠すだけはある大仕掛けがくり出され、目をむくこと請け合い。
古本で買い袋とじが破けていたら、ぱらぱらめくっただけでネタバレしてしまうので要注意。一読の価値はあるネタである。
それにしても気づかないものだなあ。

08.12.30
評価:★★★ 6
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