~あらすじ~
往年の日本アニメ「マッハGoGoGo」を「マトリックス」シリーズのウォシャウスキー兄弟が実写映画化。
父の設計した"マッハ5"を愛車に天性のハンドルさばきでライバルたちを圧倒するスピード・レーサー。彼は、レース中に命を落とした兄、レックスの遺志を継ぐべくレーストラックを疾走していた。そんなある日、大手メーカーから好条件のオファーが舞い込む。
~感想~
アニメ「マッハGoGoGo」の実写化ではなく、実写のアニメ化といったほうが正しい、極彩色に埋め尽くされた画面やディフォルメされた描写は、もう特撮とかCGとかそんな次元ではない。
さすがは「マトリックス」以来の監督作品だけあり、アイデアと技術の詰め込みっぷりはこれを本当に「マッハGoGoGo」に使ってもったいなくないのかと言いたくなるほど。ハリウッドによるアニメ原作映画としては史上屈指と言える娯楽大作である。
ウォシャウスキー兄弟には「ドラゴンボール・レヴォリューション」のスタッフに説教してもらわなくては。
評価:★★★★ 8