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映画感想―『ハンコック』

2010年05月13日 | 映画感想

~あらすじ~
超人パワーで悪を退治するハンコック。不死身のスーパーヒーローの彼だが、コントロールのきかない超人パワーのせいで事件解決の度に街を破壊、いつしか嫌われ者になっていた。
しかし本人は全く反省する気もなく、酒臭い息を吐きながら市民に悪態をついている。
そんな時に出会ったPR会社で働くレイとその家族がハンコックを変えていく。


~感想~
やさぐれた風体で超人パワーを持て余し、人々に嫌われている飲んだくれのスーパーヒーローという、十二分においしい設定だけで満足できなかったのか、暴走した(?)脚本が中盤から期待しない方角へと向かってしまうのがなんとも惜しい作品。
酒ビン片手に普段着で空を飛ぶ冴えないヒーローという絵面、ふとしたはずみに得た協力者の手を借り更生の道へと進むというストーリーが面白かっただけに、ぶっ飛んだ話の転換がどうしても失策、蛇足に思えてならなかった。


評価:★☆ 3
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