小金沢ライブラリー

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SCP-691~700

2017年05月07日 | SCP紹介
SCP-691 - Coward’s Way Out (臆病者の出口)
Aquarela do Brasil(サンバ・ブラジル)が録音されたカセットテープ。聴いた者に幸福感を与えるが、聴き続けるとやがてテープを聴く以外の行動を取れなくなり死に至ることも

SCP-692 - Revives the Colours (蘇る個性)
粉末洗剤。使用して洗った衣類に生物が15分以上接触すると、4~15時間にわたり生命を宿し、まるで透明人間が衣類を着ているように接触していた生物の動作を模倣する

SCP-693 - Knotty Stalker (ノッティストーカー)
糸で編まれた小さな人形。生きている人間の毛髪を通すと、その人間の動作や発言を9日間にわたり完全に模倣する。9日経つと毛髪の持ち主を、自身の糸の色によって異なる方法(赤は怒らせる、青は抑鬱させる等)で死に至らしめ、殺害に成功すると新たな人形が現れる。また死者の毛髪を用いるとその死者のように振る舞い、9日後に人形の所有者を襲う

SCP-694 - All the time in the world (時間は有り余るほどに)
バーモント州のある街で38分おきに永続的に繰り返されているタイムリープ現象。二人の強盗が幼児を誘拐し、その父親によって報復される様が再現される。人物や物品に干渉し取り除くことができるが、全く影響が無いように再現は続き、38分後には全て元に戻る

SCP-695 - Eels (ウナギ)
人間に寄生するウナギに似た生物。幼体は水中に棲み人間の男性の体内に移る。体内で産卵すると神経を操って女性を襲わせ、生殖によって女性の体内に移り出産させる

SCP-696 - Abyssal Typewriter (深淵のタイプライター)
知性を持つタイプライター。文字をタイプして発言し、タイプされた文字を読んで会話できる。ダーク・ファンタジーのような仰々しい言葉遣いを好み、小説も執筆した

SCP-697 - Toxic Terraforming (惑星改造毒物)
ドラム缶に入った未知の化学薬品。ドラム缶以外の物体に触れると、化学反応により生物・無生物を問わず全て毒性の強い植物に作り変える

SCP-698 - Judgmental Turtle (判定ガメ)
翡翠で出来た亀の彫刻。1m45cm以内にいる人物が何か決定を下すと、それが不正解だった場合は5分25秒後に心の中に正解を語りかける。正解を選んでいた場合は何も言わない

SCP-699 - Mystery Box (ミステリー・ボックス)
財団施設に突如として現れた24トンの箱。開けるどころか傷つけることすら出来ない。精神感応力があり90%の人物は中に良い物が入っているから開けたいと考え、9%は悪い物が入っているから開けてはならないと、残り1%は空だと考える。側面に「Keter」記号および「SCP-17591」と記されているが、Euclidに分類され、番号の変更も検討されていない

SCP-700 - Graffiti Factory (落書き工場)
アメリカにある工場跡地。動く落書きが至る所に見受けられる。地下中央の部屋には穴が空いており、注射器から穴の底へ液体が滴り落ちている。その匂いを嗅いだ者は穴に身を投げて液体を舐めに行き、蓋が閉まると穴も落下した者も消失し、代わりに落書きが一つ増える。実験により穴は消滅し現象も収まった



601~700で好みは
SCP-645 - Mouth of Truth (真実の口)
SCP-653 - The Boomerang (ブーメラン)
SCP-694 - All the time in the world (時間は有り余るほどに)
SCP-699 - Mystery Box (ミステリー・ボックス)
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