小金沢ライブラリー

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SCP-701~710

2017年05月13日 | SCP紹介
SCP-701 - The Hanged King's Tragedy (吊られた王の悲劇)
17世紀から存在する悲劇を描いた台本。演者は台本を逸脱し殺し合い、観客もやがて殺し合う。しばしば謎の人物が忽然と現れる

SCP-702 - The Trader's Residence (商人の住まう場所)
赤い花瓶。触れると気体の生命体が現れ物品の交換を促す。断ると殺され死体の一部を奪われるが、応じるとだいたい同じ価値のものを返してくれる

SCP-703 - Into The Closet (クローゼットの中に)
ランダムな間隔で内部に様々な物品を生成するクローゼット。おもちゃやお菓子から精密機器まで、状況や接触した人物に応じて生成しているらしい。ある有害なSCPの脱走に関与した疑いが持たれ危険度が上げられた

SCP-704 - Dangerous Curves (危険なカーブ)
曲がりくねった道路。二人以上乗った車で乗り入れると、運転手を興奮させ同乗者を不安にさせる。道は70度の勾配等のありえない構造に変貌し、運転手は運転技術を見せようと暴走し事故を起こす。運転手は軽傷で済むが同乗者は必ず死ぬ

SCP-705 - Militaristic Play-Doh (軍国主義的粘土)
幼児用の粘土。容器を開くと独りでに兵隊や兵器を作り出し、コーヒーマシンや手洗い場等の拠点を攻撃する。が、兵器も全て柔らかい粘土のため全く害にならない。他の普通の粘土に触れると、本体が容器に戻されるまで同じ性質を帯びる

SCP-706 - Perfect Porcelain Doll (完璧な磁器人形)
表皮のほとんどが磁器で出来ている少女。不仲の家族に振り向いてもらうため自ら磁器になったと話す

SCP-707 - Nesting Dolls (入れ子人形)
計5個の人形で構成されたマトリョーシカ。1つ外すと体毛と爪が、2つで皮膚、3つで筋肉、4つで内蔵が遊戯から10分後に分離する

SCP-708 - The Big Orange Forklift (おっきいオレンジのフォークリフト)
オレンジ色のフォークリフト。20秒以上視認した者は幼児のように「おっきいオレンジのフォークリフトに乗りたい」と興奮し、乗ると暴力的な過去を持つ人物なら破壊衝動に、持たない人物は色々な物を持ち上げたいという欲求にかられ、いずれにしろ結果的に周囲に甚大な被害をもたらす

SCP-709 - Eye of the Forest (森の瞳)
瞳のような球状のツリーハウス。窓から外を観察すると、二足歩行のクーガー等の幻覚が見える。幻覚はビデオ等で記録できるが、同時に見ても観察者や記録媒体ごとに異なる幻覚が見える

SCP-710 - Disappearance (消失)
ある放棄された住宅街。立ち入った生物は日を追うごとに無気力感にかられ、やがて身体が半透明となりついには消失する
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