SCP-1011 -Humanization Process (ソビエト式工業化)
頭部が工具になっている労働者の像。3時間以内に生産活動に従事する人物が視認すると影響を与える。影響は次第に拡大し、集中力の増進と労働への異常な意欲の高まりに始まり、第2段階では道具の使用の拒否。第3段階では道具を一切使わず人数の増加でそれを補うとともに身体が工具のように変形していき、最終段階に至ると変形した仲間の身体を工具として用いだす
SCP-1012 - Secret Chord (秘密の音色)
ある5つの音から構成される和音。数秒の間5つが同時に生成されると、周囲の素粒子を崩壊させる。星のような巨大な物体に作用させれば制御不能の連鎖反応により破壊できると推測され、SCP-1548 - The Hateful Star (きらいきらい星)といった天体規模の危険なSCPへの対抗策として検討されたが、実験自体が世界終焉を引き起こす可能性もあり却下された
SCP-1013 - Cockatrice (コカトリス)
鳥類の頭部を持つ爬虫類。目を合わせた相手を未知の力で麻痺させ、噛み付くことで体表を石灰化させ、穴を開けて中身を食べる
SCP-1014 - Jonah Crusoe (不吉な漂流者)
漂流者に擬態する尾索動物(ホヤ類)。助けを求める声をランダムに発し、救命ボートに卵を産み繁殖する
SCP-1015 - Poor Man's Midas (貧者のミダス)
1セント硬貨。所有者が触れた物体を1セント硬貨に変える。徐々に効力は拡大し、最終的には触れた物体をことごとく硬貨に変えるが、大きな物体の場合は可能な限り効率的に1セント硬貨を敷き詰めた状態に変化させる。元の硬貨(SCP-1015)は捨てても4秒以内に手元に戻り、所有者が死亡するか、関知しない間に盗難されるまで所有権は他人に移らない
SCP-1016 - The Bloody Key (血を流す鍵)
ドアの鍵。類似した形状の2つ以上の鍵とともにチェーンに繋がれると、数週間を掛けて他の鍵とそっくりに変わる。だが常に数十人分の血痕が付着しているため判別は容易。錠の掛けられた、中に1体以上の哺乳類がいる部屋を解錠すると、哺乳類は死亡した状態で発見される。解錠に数秒しか要していないのに、部屋は荒らされ監視カメラ等は壊され、死体は激しく損壊しており、解錠するという行為に部屋全体が巻き込まれていると思われる
SCP-1017 - The Replacement (交代要員)
ロンドンの地下鉄で頻繁に起こる異常現象。運転手が病気等で欠勤の連絡をした際、正体不明の男性が電話を受けることから始まる。運転手が不在にも関わらず電車は無人のまま運転され、何事もなく予定通りに運行する。ただし運転手の不在に気づき運行を妨害すると、暴走し大事故を引き起こす。日曜や大型連休中、あるサッカークラブの試合日等には発生しない
SCP-1018 - The Thirst (渇望)
3体の老人の石像。1体の首の後ろを押すと屋内外を問わず雨が降る。30分にわたり降り続け、水分に触れた他の2体も起動し、2ヶ月以内に行方不明になった子供の霊が水を求め、石像は意味不明のフレーズを繰り返す
SCP-1019 - Anartist's Folly (アナーティストの馬鹿げた行い)
世界中で発生する6つの共通点を持つ異常現象。生命の危機はなく、発生から90日経過するか、財団が公式に記録すると効力は消滅する。
まるでアナーティスト(異常現象を題材にした芸術活動家)の作品のような現象のためこの名前が付けられた。「掲示板の文字が見る人の母国語で読める」「ラジオが延々と同じ曲を繰り返す」「トイレにいる間マニュアル車やチワワの存在を忘れる」等が観測された
SCP-1020 - An Important Letter (重要な手紙)
封筒やボールペン、切手や新聞紙等の文具一式。それぞれ4.5m以上離すことはできず、7~22日に一度、ハサミがひとりでに動いて新聞紙を切り抜き、人質を誘拐したため身代金を要求する脅迫状を作りポストに投函される。受取人が読んだ瞬間に人質に指定された人物は消失し、要求を呑めば無事に帰るが、拒否すれば消失したままとなる。金銭を要求することは稀で、車の破壊や現金のばらまき、刺青を入れさせられる等の理不尽な要求をされる
頭部が工具になっている労働者の像。3時間以内に生産活動に従事する人物が視認すると影響を与える。影響は次第に拡大し、集中力の増進と労働への異常な意欲の高まりに始まり、第2段階では道具の使用の拒否。第3段階では道具を一切使わず人数の増加でそれを補うとともに身体が工具のように変形していき、最終段階に至ると変形した仲間の身体を工具として用いだす
SCP-1012 - Secret Chord (秘密の音色)
ある5つの音から構成される和音。数秒の間5つが同時に生成されると、周囲の素粒子を崩壊させる。星のような巨大な物体に作用させれば制御不能の連鎖反応により破壊できると推測され、SCP-1548 - The Hateful Star (きらいきらい星)といった天体規模の危険なSCPへの対抗策として検討されたが、実験自体が世界終焉を引き起こす可能性もあり却下された
SCP-1013 - Cockatrice (コカトリス)
鳥類の頭部を持つ爬虫類。目を合わせた相手を未知の力で麻痺させ、噛み付くことで体表を石灰化させ、穴を開けて中身を食べる
SCP-1014 - Jonah Crusoe (不吉な漂流者)
漂流者に擬態する尾索動物(ホヤ類)。助けを求める声をランダムに発し、救命ボートに卵を産み繁殖する
SCP-1015 - Poor Man's Midas (貧者のミダス)
1セント硬貨。所有者が触れた物体を1セント硬貨に変える。徐々に効力は拡大し、最終的には触れた物体をことごとく硬貨に変えるが、大きな物体の場合は可能な限り効率的に1セント硬貨を敷き詰めた状態に変化させる。元の硬貨(SCP-1015)は捨てても4秒以内に手元に戻り、所有者が死亡するか、関知しない間に盗難されるまで所有権は他人に移らない
SCP-1016 - The Bloody Key (血を流す鍵)
ドアの鍵。類似した形状の2つ以上の鍵とともにチェーンに繋がれると、数週間を掛けて他の鍵とそっくりに変わる。だが常に数十人分の血痕が付着しているため判別は容易。錠の掛けられた、中に1体以上の哺乳類がいる部屋を解錠すると、哺乳類は死亡した状態で発見される。解錠に数秒しか要していないのに、部屋は荒らされ監視カメラ等は壊され、死体は激しく損壊しており、解錠するという行為に部屋全体が巻き込まれていると思われる
SCP-1017 - The Replacement (交代要員)
ロンドンの地下鉄で頻繁に起こる異常現象。運転手が病気等で欠勤の連絡をした際、正体不明の男性が電話を受けることから始まる。運転手が不在にも関わらず電車は無人のまま運転され、何事もなく予定通りに運行する。ただし運転手の不在に気づき運行を妨害すると、暴走し大事故を引き起こす。日曜や大型連休中、あるサッカークラブの試合日等には発生しない
SCP-1018 - The Thirst (渇望)
3体の老人の石像。1体の首の後ろを押すと屋内外を問わず雨が降る。30分にわたり降り続け、水分に触れた他の2体も起動し、2ヶ月以内に行方不明になった子供の霊が水を求め、石像は意味不明のフレーズを繰り返す
SCP-1019 - Anartist's Folly (アナーティストの馬鹿げた行い)
世界中で発生する6つの共通点を持つ異常現象。生命の危機はなく、発生から90日経過するか、財団が公式に記録すると効力は消滅する。
まるでアナーティスト(異常現象を題材にした芸術活動家)の作品のような現象のためこの名前が付けられた。「掲示板の文字が見る人の母国語で読める」「ラジオが延々と同じ曲を繰り返す」「トイレにいる間マニュアル車やチワワの存在を忘れる」等が観測された
SCP-1020 - An Important Letter (重要な手紙)
封筒やボールペン、切手や新聞紙等の文具一式。それぞれ4.5m以上離すことはできず、7~22日に一度、ハサミがひとりでに動いて新聞紙を切り抜き、人質を誘拐したため身代金を要求する脅迫状を作りポストに投函される。受取人が読んだ瞬間に人質に指定された人物は消失し、要求を呑めば無事に帰るが、拒否すれば消失したままとなる。金銭を要求することは稀で、車の破壊や現金のばらまき、刺青を入れさせられる等の理不尽な要求をされる