小金沢ライブラリー

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SCP-1021~1030

2017年09月22日 | SCP紹介
SCP-1021 - Exit(出口)
古いデザインの出口を示す看板。堅い木で出来た扉の上に設置し、扉を開くとミシガン州のある映画館の扉に繋がる。看板は7つあり、いずれも同じ映画館の別の扉に繋がるため、財団は緊急避難路として利用している

SCP-1022 - Suspiciously Clean Coat (清潔すぎる白衣)
ある博士が使っていた白衣。着用するとあらゆる細菌が光学顕微鏡の1000倍相当に拡大されて見える。いったん効果が発生すると白衣を脱いでも持続し、また1000倍以上の顕微鏡を用いても1000倍までにしか拡大されない。細菌の群れが始終見えるため被験者は多くが精神を病む

SCP-1023 - The Glass Seismograph (ガラスの地震計)
世界各地の地震を記録する地震計。時折、未来の地震を予知する。東日本大震災を予知したことで効果がわかった。未来のある日時に多数の核爆発による地震を予知しており、それが他のSCPの予知する世界終焉の日と近いことから警戒されている

SCP-1024 - The Basic Set (魔法の基本セット)
TRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のセット。ルールブックとストーリーブックが別物に差し替えられており、指示に従えば初歩的な魔法を使える

SCP-1025 - Encyclopedia of Diseases (病気百科事典)
様々な病気を解説する百科事典。読んだページの病気に罹患する。だが症状は出るものの病根は発見されず、代理心気症(病人の周囲の人間が恐怖心から同じ症状を起こす精神病)から多数の被害が出たため、実験は中止された。そもそも本当に効力があるのかも不明

SCP-1026 - Someone You Know (親しいひと)
不安定な人型の実体。直視した人間はこのSCPを非常に親しい人物と認識する。効果は引き離してから1時間後まで持続する。カメラ等で間接的に視認した場合は効果はなく、輪郭の曖昧な人型の何かにしか見えない。人間関係を一切持たない社会病質者はそもそも視認できず、存在も承認しない

SCP-1027 - Carnivorous CNS (人喰いCNS)
人間の中枢神経系(CNS)に酷似した生物。動物の中枢神経に結合し神経伝達物質を食べる。人間(またはその死体)から中枢神経系を抜き取り、内部に入り活動することも

SCP-1028 - Mindwarp Murmuration (心歪む色とりどりの群れ)
虹色の羽毛を持つ鳥。25羽以上で飛行している所を見ると眩惑され、生物のいない植物の生い茂った世界の幻を見る

SCP-1029 - Scratch 'n' Sniff JPEG (hana_no_kaori.JPEG)
ヒヤシンスを写した683×1024ピクセルのEXIF-JPEGイメージファイル。フルサイズで表示し指でこすると花の香りが漂う。拡大・縮小したり色彩を変えると効果は消える

SCP-1030 - Anything Golem (なんでもゴーレム)
バケツやゴムホース、台車等のガラクタで構成された身体を持つ、生きている像。部品は急速に腐敗・腐食していき、崩壊すると近くのおおよそ同じ大きさの物体が自動的に組み込まれる。頭部にヘブライ語等で書かれた文字があり、それを複写された物体はこの像の命令に従い動くが、凶暴で人を襲う
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