小金沢ライブラリー

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11/17のNXT TakeOver WarGames Ⅱ #478

2019年08月02日 | 今週のNXT
マット・リドル ◯-× カシアス・オーノ
(ニーパット秒殺)

デビュー2戦目で早くも特番のリングに上ったリドルが、ゴングと同時に突進してきたオーノにニーパットを喰らわせ秒殺勝利した。
決着後もフラフラになりながら挑発を続けるオーノの熱演が光った。


NXT女子王座3本勝負
シェイナ・ベイズラー ◯-× カイリ・セイン
(キリフダクラッチ)

王座奪回へ気合十分のカイリが優勢に試合を進めるも、マリナ・シャフィールとジェサミン・デュークに場外で襲われてコーナーポストに叩きつけられ、すかさずキリフダクラッチと名付けられたチョークスリーパーで仕留められた。


シェイナ・ベイズラー ×-◯ カイリ・セイン
(インセイン・エルボー)

シェイナはキリフダクラッチで早期決着を狙うがカイリは必死にロープに逃げる。エプロンでの攻防から高角度のDDTでシェイナを脳天から突き刺すと、介入しようとするマリナとジェサミンを蹴散らし、三人まとめてダイビングエルボーでなぎ倒すと、シェイナをリングに上げて必殺技でフォールした。


シェイナ・ベイズラー ◯-× カイリ・セイン
(ロールアップ)防衛成功

カイリはスピアー3連発でシェイナを弱らせ、インセイン・エルボーでとどめを刺そうとするが、ここでもマリナとジェサミンが介入しトップロープから突き落とす。そこへダコタ・カイと紫雷イオが駆けつけセコンドを排除し、カイリは高角度のインセイン・エルボーを浴びせるが、シェイナは喰らいながらも首を捕獲してフォールに持って行き、逆転勝利を上げた。
カイリの左肩が上がっていたがレフェリーに見逃され、遺恨はまだ続くだろうか。


アリスター・ブラック ◯-× ジョニー・ガルガノ
(ブラックマス×2)

どヒールなのに悪びれないガルガノは客席の子供とハイタッチしながら上機嫌で入場。
試合でも特にラフファイトはせず普段どおりの戦いを披露し、ブラックと正面からぶつかり合う。
最後はガルガノのトペをニーパットで撃墜したブラックが、必殺のブラックマスを叩き込み、倒れそうになるガルガノを胸で受け止めると駄目押しのブラックマスを浴びせ、復讐を果たした。


NXT王座戦
トマソ・チャンパ ◯-× ベルベティーン・ドリーム
(DDT)防衛成功

ベルベティーンの男色ムーブや、ハチマキをめぐる攻防に巻き込まれたりとチャンパはペースを乱される。
さらにハルク・ホーガンばりのレッグドロップ3連発やリック・フレアーばりの四の字固めも受け、古傷の右膝を痛める。だがチャンパはブーツの紐を緩めると、エディ・ゲレロのアンクルロック対策を思い出させる方法で四の字固めから脱出。
パープル・レインメーカーも被弾し窮地に追い込まれるが、最後はウォー・ゲームズ戦のために連結された2つのリングの、つなぎ目の金具部分にDDTで脳天直撃させ、チャンパが辛くもベルトを守った。


ウォー・ゲームズ戦
リコシェ&ピート・ダン&ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ&ロデリック・ストロング)
(ビターエンド→リコシェのスプラッシュ→リコシェとダンが同時フォール)

前回のウォー・ゲームズ戦は3人ずつの3チームによる三つ巴戦だったが、今回は8人タッグをウォー・ゲームズ形式で行う。
まずリコシェ VS コールで開幕し、5分後にオライリーが解放され、以後3分おきにハンソン、ストロング、ロウ、フィッシュの順に参戦していく。
フィッシュはまだ檻の中のダンを襲い、鍵を増やして閉じ込め、さらにリング下に用意しておいたエラのマーク入りの椅子を4脚持ち込む。
エラが凶器攻撃で優位に立つ中、ダンはレフェリーに工具で錠を切断してもらいようやく参戦。仲間に次々と凶器を供給し、形勢を逆転させる。
全員揃ってからレフェリーが2人、ケージ内に入りやっとフォールが取られるようになる。あれ? これまでの時間が無駄じゃない?
その後は2つのリングを所狭しと凶器が乱舞。ハイライトは金網頂上のリコシェを残し7人がピラミッドを組むように合体技でまとめて倒れると、そこへリコシェが頂上からダブルローテーション・ムーンサルトで舞い降り7人まとめて片付けたシーン。
最後はコールのラストショットからのシャイニングウィザードをなぜか平然と返したダンが、ビターエンドで叩きつけ、そこへ画面外からリコシェが何かの空中技で飛び込み、ダンとリコシェがコールから同時にフォールを奪った。

このルールだと間延びしてしまい段階的に参戦する必要性が全く感じられないが、全員揃ってからの盛り上がりは最高に楽しい試合だった。
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