小金沢ライブラリー

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4/5のNXT TAKEOVER NEW YORK #500

2019年11月10日 | 今週のNXT
NXTタッグ王座戦
ウォー・レイダース(ロウ&ハンソン) ◯-× リコシェ&アリスター・ブラック
(フォールアウト)防衛成功

実力者揃いの一戦は力を見せつけ合うように、やられた技をやり返したり、リコシェがパワーを、ハンソンが飛び技を披露したりと最後まで一進一退の攻防が続く。
終盤、ブラックマスからリコシェのシューティングスタープレスにつなげて勝負ありかと思われたが、ブラックがハンソンの足止めに失敗し間一髪でカットが間に合うと、リコシェがウォー・マシン・コンボ・スラムからのフォールアウトで仕留められた。

試合後、レイダースは健闘を讃えて握手を交わしたのみならず、対戦相手二人に最敬礼してみせた。
リコシェとブラックも最敬礼を返し、さらにこれでNXTとはお別れになるからだろう、客席にも深々と頭を下げた。


NXT北米王座戦
ベルベティーン・ドリーム ◯-× マット・リドル
(ロールアップ)防衛成功

自由の女神に扮して登場したベルベティーンは、試合そっちのけで客席からの声援を競い合うが、互角の様相。
ベルベティーンはホーガン直伝(?)の背中かきむしりからアックスハンドルを連発するが、かわされて場外ジャーマンを喰らうとリドルの投げ技、飛び技、蹴り技、絞め技のフルコースを浴びる。
起死回生の投げっぱなしジャーマンも即座に立ち上がられ、レインメーカー式の膝蹴りやgo 2 sleepをつなぎ技で使われるが、胸板に蹴りを連続で喰らうとハルクアップを発動させ、その後もコードブリーカーやアンクルロックが飛び出すなんでもありの展開へ。
リドルはパープル・レインメーカーを捕獲し、エプロンからぶっこ抜きのジャーマンで投棄し、ムーンサルト式のセントーンも披露するがベルベティーンは驚異の粘りでカウント3を拒否。
最後は必殺のグラウンドコブラツイストに捕らえられるも、脚のロックが一瞬外れた隙に体勢を入れ替えて丸め込み、かろうじてベルトを守り抜いた。

試合後、リドルがグータッチを要求すると、ベルベティーンは迷いながらもそれに応じた。


UK王座戦
ピート・ダン ×-◯ ウォルター
(スプラッシュ)王座奪取

ZERO1にガチャピンの名で参戦したこともあるウォルターは「新世界より」を入場曲に厳かに登場。
大柄なダンよりも一回りでかい巨躯で圧倒する。ダンは得意の指折りを力ずくで引き剥がされるが、要所要所で指を取っては反撃につなげる。
最後はエルボーと逆水平のストロングスタイルな打ち合いをビッグブートで制したウォルターがトップロープに上がると、ダンはそこへ飛びつき三角絞めを極めたが、ウォルターはそのままパワーボムで飛び降り、トップロープからのスプラッシュで押しつぶした。


NXT女子王座4ウェイ戦
◯ シェイナ・ベイズラー カイリ・セイン × ビアンカ・ブレア 紫雷イオ
(キリフダクラッチ)防衛成功

カイリをなぎ倒したビアンカが勝ち誇って投げキッスをすると、カイリはそれをキャッチして投げつけ、イオが客席にかっ飛ばす。
シェイナは打撃、カイリとイオは飛び技、ビアンカはパワー主体で戦い、目まぐるしく攻守が入れ替わる。最後はイオをDDTで倒したカイリがインセイン・エルボーの体勢に入るも、ビアンカがおさげで殴りつけ、イオとカイリを二人まとめてTODで投げ捨てる離れ業を見せたが、シェイナがビアンカをキリフダクラッチで捕獲しタップさせた。


NXT王座決定戦3本勝負
ジョニー・ガルガノ ×-◯ アダム・コール
(ラストショット)

トマソ・チャンパ絡みでヒールなのかなんなのか立ち位置がわからないけど大人気のガルガノと、明確にヒールだけどアダム・コール・ベイベーはみんな大好きコールの一戦。
しかしここまでの試合が全部が全部盛り上がりすぎて疲れたのか、単純に手が合わないのか客席のノリはいまいち。
最後はカウンターの応酬からあっさりとラストショットが決まり、コールが一本目を奪った。


NXT王座決定戦3本勝負
ジョニー・ガルガノ ◯-× アダム・コール
(ガルガノ・エスケープ)

二本目も早々に正面からのラストショット、というか正面からならシャイニングウィザードが決まるがガルガノは肩を上げる。
スリングショットDDTを察知したコールはエプロンに逃げ、ガルガノはエプロンへのDDTを決めるも、場外に落ちてフォールできず。乱戦からコーナーに叩きつけられるが、うかつに近づいたコールをチャンパの前転アームバーに捕らえ、逃げられかけた瞬間にガルガノ・エスケープに切り替えてタップを奪った。


NXT王座決定戦3本勝負
ジョニー・ガルガノ ◯-× アダム・コール
(ガルガノ・エスケープ)王座戴冠

ガルガノはコーナーで額を切り流血しているが、NXTでは試合は止まらない。
3本目とあり両者はこれまで温存していた隠し技を披露していく。ガルガノはフルネルソンからのパーフェクトショットやリバースフランケンシュタイナーを、コールはクロスアーム式ジャーマンや飛びつき式のカナディアンデストロイヤーとフィニッシャー級の技を見せ、客席もこれには熱狂。
コールは実況席直下のエンジェル・オブ・ウィングス、掟破りのシャーク・イン・ザ・ウォーターと畳み掛けるがガルガノはフォールを拒否。逆転のガルガノ・エスケープに捕らえるが、アンディスピューテッド・エラが乱入してレフェリーを妨害し、ツープラトンまで浴びせるも、ガルガノはそれでも倒れない。
一人でエラの三人を片付けると、ラストショットまで返してしまい、ついにガルガノ・エスケープでコールをタップさせた。

戴冠したガルガノのもとに妻のキャンディス・レラエと、首を手術したばかりのチャンパがなぜか現れ祝福のハグを交わした。そりゃチャンパは絶対安静で攻撃できないけど和解するわけないのにwwwww
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