小金沢ライブラリー

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先々月のNXT TAKE OVER THE END #338

2016年08月22日 | 今週のNXT
タイ・デリンジャー ×-◯ アンドラーデ・シエン・アルマス
(串刺しランニングWニーアタック)

IWGPインターコンチネンタル王座を制するなど日本でもラ・ソンブラの名で活躍したアルマスのデビュー戦。アンドラーデは本名の一部の模様。
会場人気からフェイスターンしたデリンジャーにも劣らぬ声援を受け、トペと見せかけ中段ロープに絡まって寝そべる、トップロープで倒立、ムーンサルトプレスで着地しすぐさまスタンディングのムーンサルトなどの独創的なムーブを披露。
倒立したところにスーパーキックを浴びて窮地に陥ったものの、最後はコーナーにもたれたデリンジャーに両膝を叩き込みデビュー戦を勝利で飾った。


NXTタッグ王座戦
アメリカン・アルファ(ジェイソン・ジョーダン&チャド・ゲイブル) ×-◯ ザ・リバイバル(スコット・ドーソン&ダッシュ・ワイルダー)
(シャッターマシーン)王座奪還

現在のNXT名物といえばこのタッグ戦。
王者組はいつものようには簡単に主導権を渡さず、中盤まではリバイバルを圧倒。後半からやはりゲイブルが捕まるも、ジョーダンに交代すると反撃に転じるが、ここでワイルダーがリング下の魔術師とでも呼ぶべき暗躍を始め、とどめを巧みに回避。
最後は必殺技に捕まりかけたワイルダーを逆にドーソンが助けると、必殺ツープラトンをジョーダンに叩き込みベルトを奪い返してしまった。

さらにまさかの初防衛戦に敗れたアメリカン・アルファは、気落ちする間もなく試合後に謎の二人組に襲われる。
二人組はロード・ウォリアーズのマネージャーを務めWWE殿堂入りしているポール・エラリングとともに勝ち名乗りを上げた。


NXT王座挑戦権争奪戦
中邑真輔 ◯-× オースチン・エリーズ
(キンシャサ)

中邑と同様に打撃も得意なエリーズだが、体格で勝る相手への対抗策として飛び技を多用。中盤までは一方的に攻め続ける。
三角絞めやキンシャサも回避しラスト・チャンスリーで固めるが、中邑は長い脚をロープに伸ばして脱出。エプロン直下のデスバレードライバーを喰らわせ、カウントアウト勝ちも見えたものの、エリーズはトペでの追撃を選択。
しかしこれが判断ミスで、中邑にかわされ場外フェンスに激突すると、リングに上げられ後頭部へのフライング・キンシャサ→リバースパワースラム→キンシャサのフルコースを浴びて逆転負けを喫した。
非常に手が合っており、また見たいと思わせる名勝負だった。


NXT女子王座戦
アスカ ◯-× ナイア・ジャックス
(ランニングキック)王座防衛

経験豊富なアスカとはいえここまででかい相手と戦ったことはあるのか。
圧倒的な体格差で、必殺の後ろ回し蹴りは届かず、卍固めも満足に掛からない。ギロチンチョークは投げられ、三角絞めもそのまま持ち上げられコーナーに叩きつけられる。
返されない技を探すようにアスカは次々と関節技をつなげていき、合間に打撃を浴びせるも、ナイアはダウンすら容易に許さず、関節技もパワーで引き剥がし続けたが、蹴りの連打で膝をつかせると、走って行って思いっ切り蹴るという技でもなんでもない一発でついに沈み、アスカがベルトを守り抜いた。


・ボビー・ルード再び

GMのウィリアム・リーガルがインタビューを受けていると、その背後を何気なく元TNA王者のボビー・ルードが通り過ぎて行き、リーガル卿が後を追っていった。


NXT王座ケージ戦
サモア・ジョー◯-×フィン・ベイラー
(雪崩式マッスルバスター)王座防衛

NXTではおそらく初となるケージ(金網)戦。
フォールやタップアウトだけではなく脱出でも勝利となるのは日本での金網戦と同じだが、ドアから普通に出ても良いし、近づいただけでレフェリーがドアを開けてくれるのがアメリカ流。
また会場の都合から通常より金網も小さめで、フィンが本気で逃げたら絶対ジョーは追いつけないと思う。

手の内を知り尽くした同士、互いに脱出を阻止し合いながらカウンターを応酬。フィンはマッスルバスターを、ジョーはクー・デ・グラを返し、1916とコキーナ・クラッチは事前に潰す。
最後は脱出寸前のフィンを金網の頂上で捉えたジョーが、雪崩式のマッスルバスターをお見舞いし激戦に終止符を打った。
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SCP-131~140

2016年08月21日 | SCP紹介
SCP-131 - The "Eye Pods" ("アイポッド")
涙に似た形で巨大な眼を持つSCP。子犬のように人に懐き無害で世話の必要がない。視線を反らすと襲ってくるSCP-173への対策として期待されている

SCP-132 - Broken Desert (バラバラ砂漠)
中にどこかの砂漠の一部を映し出しているオブジェ。内部への干渉はできず、どこの砂漠が映っているのかも特定できていない

SCP-133 - Instant Hole (インスタントホール)
直径5cmの円形の塊。固体の表面に置いてこすりつけると円形の穴を作れる

SCP-134 - Star-Eyed Child (星眼児)
瞳の代わりに銀河を映した被膜を持つ少女。盲目の人物と同じように生活する。その銀河が実際の銀河を映したものかは調査中

SCP-135 - Universal Carcinogen (万能発癌女)
周囲の動植物を急速に発癌させる女性。出生と同時に能力が発現したと思われ、身体は異常発育した植物や菌類等に覆われている

SCP-136 - Naked Doll (裸の人形)
20分以上見つめた相手に幻覚を見せる人形。その幻覚は全裸か半裸の世にも恐ろしい形相で、見た者は数ヶ月にわたりトラウマとなる。幻覚は周囲の人物へも感染し死亡者も出ているが、拷問に便利として処分されていない

SCP-137 - The Real Toy (本物そっくりの玩具)
250m以内の玩具に憑依し、実際のサイズや性能を持たせるSCP。例えばクマのぬいぐるみに憑依すれば、実物大の熊になり人を襲う

SCP-138 - The Ever-Living Man (生き続ける男)
エジプトの墳墓から発見された4000歳を超えると思われる男性。どんな致命傷を負っても生体機能が停止せず、安楽死を求めているものの殺す手段が見つかっていない

SCP-139 - Possible Skull of the White Div (あるいは白きディヴの頭蓋)
多くの大量虐殺の伝承が残る頭蓋骨。実際に虐殺をもたらすかは不明であるが、伝承の通りに吊り下げて保管している

SCP-140 - An Incomplete Chronicle (未完の年代記)
滅亡した悪魔的な文明について記した歴史書。紙面に筆記に適した液体や人間の血液が触れると新たな記述が現れ、それに伴い遺跡や遺物が発掘される。記述が増え続ければ文明史が書き換えられ、最悪の場合にはこの悪魔的文明が世界を制する恐れすらある
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ミステリ感想-『ε(イプシロン)に誓って』森博嗣

2016年08月20日 | ミステリ感想
~あらすじ~
山吹早月と加部谷恵美の乗った深夜バスが何者かに乗っ取られた。
バスには「εに誓って」を名乗る集団が乗っており、バスジャック犯は都内の各地に爆弾を仕掛けたと言う。


~感想~
トリック云々よりも、森博嗣にまだこんな込み入ったトリックを仕掛ける意志があったことに驚かされた。
全盛期と比較しても見劣りしない大掛かりなトリックで、言われてみれば確かに納得するあからさまに不自然な伏線や、意表をつく展開は素直に賞賛できる。
まったく前作「Τ(タウ)になるまで待って」でミステリ史上に残るような最低の密室トリックを放っておきながら、しれっとこんなトリックを提出してくるのだから始末が悪い。前作は手を抜いてましたと白状したようなものではないか。

ただでさえ真賀田四季が絡んでくるとミステリ的に面白くなったことが(デビュー作を除き)一度もないのに、真賀田四季の姿が見え隠れするこのシリーズも四作目を過ぎて、もうパターンがだいたい見えてしまい、今後も意外性を見せることができるのか否か。
たぶん今の森博嗣に読者の意表をつきたいとかそんな意志は毛頭ないと思うが、トリックも面白ければ儲けものと思ってこの先も読んで行きたい。


16.8.16
評価:★★★ 6
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SCP-121~130

2016年08月17日 | SCP紹介
SCP-121 - Concrete Cradle (コンクリートの揺籃)
その地域では建造物が突如として宙に浮き10~15週間飛び続ける。落下すると内部の家具から造られた卵状の生物が現れ、瓦礫などを集めて9メートルもの動物に似た形態に成長する

SCP-122 - No More Monsters (モンスターはもう沢山)
子供用の常夜灯。点灯させると周囲500メートル以内の人間は眠り続け、その間に彼らと同じ能力を有する影が現れ、効果範囲を拡大させようと画策する

SCP-123 - Contained Miniature Black Hole (収容されたミニチュアブラックホール)
内部に直径1mmのブラックホールが浮いているオブジェ。危険物の廃棄に利用する案が出されている

SCP-124 - Fertile Soil (肥沃な土)
埋めた物を短期間で可能な限り成長させる土。水や光さえ必要ないが、生物を埋めると予想外の事態が起こることも

SCP-125 - Contagious Reflection (感染性鏡映)
鏡面に現れるSCP。水面やガラスなど反射する物であれば、鏡面から鏡面へ転移できる。基本的に無害だが人の網膜に移ると急速に腫瘍を造り死に至らせる

SCP-126 - Invisible Friend (見えない友達)
女性の声と足音だけが聞こえるSCP。実体が無いにもかかわらず通常の人間のように閉鎖されたドア等を通過できない。会話を好むが彼女と長く接した者は異常な愛着を抱き、会話を再優先させやがて日常動作すら行えなくなる

SCP-127 - Living Gun (生きている銃)
外見は機関銃だが中身は生物。60発の弾丸を発射でき、撃ち尽くしても3~5日で生成する。水と少しの栄養の摂取が必要だが、引き金を引かれない限りは発射しないため、管理は容易

SCP-128 - Kinetic Energy Entity (運動エネルギー体)
不可視のSCP。視界に触れた無生物にランダムに運動エネルギーを与える。軽い物体は銃弾なみの速度で動き出すため、重く視線を遮る物体を周囲に置いて対処している

SCP-129 - Progressive Fungal Infection (進行性菌類感染)
世界中に分布しており、多くの人類は免疫を持つが、段階を踏んで進行し、最後には宿主を殺しパンデミックの危険もある菌類

SCP-130 - Post Office (郵便局)
廃棄された郵便局。無人にもかかわらず清掃され建物も古びていない。毎日、集荷室に郵便がひとりでに現れる。かってに開封した者は後日、料金不足の刺青を彫られ昏睡状態で届けられる
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SCP紹介 目次

2016年08月16日 | SCP紹介
000 - Description(説明)

001

002~010  101~110  201~210  301~310  401~410

011~020  111~120  211~220  311~320  411~420

021~030  121~130  221~230  321~330  421~430

031~040  131~140  231~240  331~340  431~440

041~050  141~150  241~250  341~350  441~450

051~060  151~160  251~260  351~360  451~460

061~070  161~170  261~270  361~370  461~470

071~080  171~180  271~280  371~380  471~480

081~090  181~190  281~290  381~390  481~490

091~100  191~200  291~300  391~400  491~500



501~510
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SCP-111~120

2016年08月15日 | SCP紹介
SCP-111 - Dragon-Snails™ (ドラゴンカタツムリ™)
高い知能を持ち火を吐くカタツムリ。ペット用として人工的に造られた

SCP-112 - The Variable Coaster (可変性コースター)
ある地点に差し掛かると乗客ごと車体が消滅するジェットコースター。3分後に戻ってくるが乗客は長ければ数ヶ月にわたって乗車していた経験を語る

SCP-113 - The Gender-Switcher (ジェンダースイッチャー)
宝石に似たSCP。触れた者の性別を肉体的に逆転させる。性同一性障害の患者は精神と肉体の性が一致し、ポジティブな影響を与える。再度触れるとさらに性別は逆転するが、身体に負担がかかり約25%は死に至る。

SCP-114 - Bringer of Conflict (口論をもたらす者)
周囲の人物の敵愾心をかき立て、口論からしばしば殺人にまで発展させる女性。彼女が危害を加えられることは絶対になく、そもそも自分の能力に気づいてすらいない

SCP-115 - Miniature Dump Truck (小さなダンプカー)
外見はプラスチックのおもちゃだが、実物のダンプカーと同等の性能と90トンの重量を持つ。リモコンで操作できるが、動力源として実物と同量のディーゼル燃料が必要

SCP-116 - The Brittle Boy (ガラスの少年)
9歳前後の少年。関節が無いが普通に歩き回り、そのたびに粉砕骨折するが自己修復する。カタコトの英語を話すものの意味のない単語の羅列で、翻訳しようとする者の精神に異常をきたす

SCP-117 - Complete Multitool (完璧万能ナイフ)
行おうとする作業に完璧に適したツールを自動で引き出す万能ナイフ。ただし使用者の身体から鉄分やカルシウム等を引き出し健康を害する

SCP-118 - Nuclear Protists (原子力性原生生物)
海水から核爆弾を造る海洋生物。他の生物によく似ており、世界中に分布しているため根絶は難しい

SCP-119 - Timecrowave (電時レンジ)
入れた物の時間を加速させる電子レンジ。出力と時間の設定により調節でき、最大で3152万9964年経過させられる

SCP-120 - Teleporting Paddling Pool (瞬間移動プール)
37.8キログラム未満の荷物を持った人間を11ヶ所に転送させる子供用ビニールプール。転送先は順番に代わり、うち6ヶ所は月面である
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SCP-101~110

2016年08月14日 | SCP紹介
SCP-101 - Hungry Bag (腹ペコバッグ)
人間のような口と歯に舌を持つバッグ。お菓子の袋などに外見を変化できる。中は異次元につながっているようで何でも飲み込むため廃棄物処理としての利用が期待されている

SCP-102 - Property of Marshall, Carter, and Dark, ltd. (マーシャル・カーター&ダーク株式会社の所有物件)
別荘。貸借すると契約が終わるか、誰かが立ち入るまで幽体のような存在に変身できる

SCP-103 - The Never-Hungry Man (飢えることのない男)
飲食せずに生きている男性。飲食物は体内で消滅する。突如として吐血し外科手術を行ったところ[データ削除]の事態が起き医師が死亡した

SCP-104 - The Lonely Ball (孤独な球体)
接触した人物の後を延々と尾け回してくる球体。遠く離れてもワープし、破壊しても無傷で再出現する

SCP-105 - "Iris" ("アイリス")
女性(アイリス)とポラロイドカメラ。彼女が写真に触れると、写された風景はリアルタイムの情景に変わり、手を入れてそこに介入できる。SCPに分類されたカメラはより正確にそれらのことを行える

SCP-106 - The Old Man (オールドマン)
触れた物を腐食させる人型SCP。固体を通過できるためたびたび脱走しては人を襲う好戦的な性格

SCP-107 - The Turtle Shell (亀の甲羅)
亀の甲羅に似た物体。中に液体を注ぐと周辺に雨を降らせる。液体の種類により雨の性質は変わり、浴びた植物に様々な影響を与える

SCP-108 - Extradimensional Nasal Cavity (異次元の鼻腔)
鼻の中がナチスの秘密格納庫につながっている女性。ボトルシップの要領で鼻の中にランプや空気清浄機が設置された

SCP-109 - Infinite Canteen (無限水筒)
無限に水を取り出せる水筒。水は無害で美味しく、入浴や実験にも有用

SCP-110 - Subterranean City (地下都市)
非常に発達した科学技術により造られた地下都市。生命維持装置の停止により住民は死滅し、管理していたSCPが脱走している
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ミステリ感想-『レタス・フライ』森博嗣

2016年08月13日 | ミステリ感想
~収録作品とあらすじ~
二人の女性から逃げるように海外出張した私は、異国の地で同僚だった女性と再開し、奇妙な事件に遭遇する……ラジオの似合う夜
山吹早月の実家である白刀島の旅館へ遊びに来た西之園萌絵、佐々木睦子、加部谷、海月ら。島に一つきりの診療所には数多くの奇怪な話がささやかれていて……刀之津診療所の怪

他、短編と掌編を7編収録。


~感想~
ミステリ馬鹿には価値がわからないし乙一の100倍は難解な7編は置いといて、最初と最後に配されたミステリ短編について。
まず「ラジオの似合う夜」は、名前こそ最後まで出てこないがシリーズファンなら誰だかわかる面々による小咄集で、これがすげえやばい。
「Τ(タウ)になるまで待って」のトリックも相当やばかったが、それをも凌駕する代物で、メインではなく単なる余談として語られるので遠慮なくネタバレすると「単独犯だったはずの犯行現場に残された、正体不明の指紋の持ち主は誰か?」という謎の答えが「犯人は三本腕だった」なのだ。
え。大丈夫なのか森博嗣と怒るより呆れるより先に心配になった。もう一つの余談も「伝説となった事件」と煽っておきながら霞流一の二番煎じだったし。

しかし掉尾を飾る「刀之津診療所の怪」は、シリーズをここまで追ってきたファンに向けた最高のプレゼントと言って過言ではない内容で、これだから森作品を読むのを放棄できないのだと、Gシリーズを12年間放置してきた身ながら唸りたくなった。
この前の短編集「虚空の逆マトリクス」でも最後に熱心なシリーズファンならば必読の「いつ入れ替わった?」を持って来たことといい、実に心憎い演出である。


16.8.13
評価:★★☆ 5
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SCP-091~100

2016年08月12日 | SCP紹介
SCP-091 - Nostalgia (懐かしい思い出)
「スコッティ」ブランドのティッシュ箱。見た者に同ブランドのティッシュ箱が近くにあった時の思い出を引き起こさせる

SCP-092 - "The Best of The 5th Dimension" (『フィフス・ディメンション・ベスト』)
バンド「フィフス・ディメンション」のCD。再生すると周囲の者は曲が終わるまで離れられず、その間「フィフス・ディメンション」か「5」にまつわる超常現象に見舞われる

SCP-093 - Red Sea Object (紅海の円盤)
手にして鏡に触れると異世界に入ることができる。触れた人により円盤の色が変わり、実験結果も変わる

SCP-094 - Miniature Event Horizon (事象の地平線模型)
直径163cmで浮遊する黒い球体。引力は持たないがあらゆる物体を吸い込む。約31年ごとにサイズは倍になっている

SCP-095 - The Atomic Adventures of Ronnie Ray-Gun (光線銃(レイ・ガン)のロニーの原子力大冒険)
1932年出版のマイナー漫画。レーガン大統領の人生を明らかに予言している。広告に他の出版物として人類の死を描いたものがあり財団に探されている

SCP-096 - The "Shy Guy" ("シャイガイ")
自分の顔を知った相手を超常的な力で察知し殺しに行く。映像や写真で見られたことさえ察知できる。対戦車砲でも傷つかない不死身の肉体

SCP-097 - Old Fairgrounds (古いイベント会場)
異常発達した新種のカボチャが群生する荒れ地。周辺の子供を操り下僕として取り込む

SCP-098 - Surgeon Crabs (外科医蟹)
蟹に似たSCP。獲物の声を模倣して誘い込み、ナイフ状の脚で切断する

SCP-099 - The Portrait (肖像)
「肖像」と題された絵画。長時間あるいは近くで見た者に、他人に見つめられているという偏執的な精神障害を引き起こす

SCP-100 - "Jamaican Joe's Junkyard Jubilee" ("ジャマイカンジョーのジャンクヤードジュビリー")
生きているスクラップが運営するスクラップ置き場。彼の造った生体スクラップは敷地内から出ると動かなくなる。あこぎな商売をしている



001~100で個人的なお気に入りを挙げるなら、
SCP-028 - Knowledge (知識)
SCP-052 - Time-Traveling Train (時間旅行列車)
SCP-055 - [unknown] (正体不明)
SCP-069 - Second Chance (セカンド・チャンス)
SCP-089 - Tophet (トペテ)
あたり。特にトペテの残酷さは常人の発想を超えていると思う。
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SCP-081~090

2016年08月11日 | SCP紹介
SCP-081 - Spontaneous Combustion Virus (自然発火ウイルス)
感染した者を過食症にし、体脂肪率が55%を越えたのを契機に自然発火させるウィルス。人体発火現象のほとんどはこのウィルスによるものである

SCP-082 - "Fernand" the Cannibal (食人鬼フェルナンド)
巨体で食人嗜好の男。強靭な肉体と、頭蓋骨を噛み砕くほどの歯を持つ

SCP-083 - An Abandoned Row Home (荒れ果てた家並み)
窓から入ると外観通りの廃墟だが、ドアから入ると普通の住居になっている家々。入るたびに間取りは変わり、住民は見当たらない

SCP-084 - Static Tower (空電の塔)
周辺の空間や時間を歪ませている電波塔。中で暮らす人々は老化も誕生もせず、時には同じ行動をループさせたり空間跳躍を見せる。外部から侵入もできない

SCP-085 - Hand-drawn "Cassy" (手描きの"キャシー")
SCP-067によって生まれた生きている絵の女性。描かれた物体を動かしたり、他の紙媒体に移ることができる

SCP-086 - The Office of Dr. [REDACTED] ([編集済]博士のオフィス)
電話機や鉛筆削り、ホッチキス等8つのオフィス用品に、死亡した某博士の意識と記憶が宿っている。本当に博士の意識そのものなのか、それを主張する別の生命体なのかの区別はまだ付いていない

SCP-087 - The Stairwell (吹き抜けた階段)
無限に続くと思われる階段。降りて行くと子供の泣き声が聞こえ、不気味な顔が現れる

SCP-088 - The Lizard King (蜥蜴の王)
地下都市から発見された蜥蜴人間とされるミイラ。ミイラ化しているように見えるが冬眠状態の可能性があり、眠りから覚めると有害な化合物を発生させる(※使われている写真はオカルトマニアには有名な日本の河童のミイラである)

SCP-089 - Tophet (トペテ)
まれに言葉を発して幼児の生贄を求め、生贄が得られるまで大災害や大虐殺等の未曾有の災難をもたらす像。生贄はその母親の手で葬られなければならず、強制的に実行させると災害はさらに強まるため説得を重ねるしかない

SCP-090 - Apocorubik's Cube (ルービックキューブ黙示録)
ルービックキューブに似た立体。表面に模様が描かれ、一辺に100の区画がある。ルービックキューブのように自動的に動き、模様が揃うごとに災害が起こる。災害を予期しているだけだが、人為的に動かそうとすると自発的に災害をもたらす
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