東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

中国を見習え

2007-12-04 21:24:23 | 社会・経済

餌を撒くと言う行為は、ミカジメ料を地回りに払う行為とは異なる。ここまではよろしいかな。

盛り場の飲食店主がヤクザにカネを払うのを、誰も飲食店主がヤクザを餌付けしているとはいわない。

中国は節目節目にアメリカのジャンボを百機単位で買う。また、EUから絶妙のタイミングでエアバスを百機単位で注文する。これを餌付けという。EUなんか、コンコロリンと参ってしまう。フランスのサルコジ大統領なんて、中国へ先端的軍事兵器や技術の輸出をしないのは不合理である、と言うのだ。

アメリカは対中巨額赤字についての非難がフニャフニャになってしまう。人民元の切り上げ要求も腰砕けになる。

日本がおもいやり予算とかいって膨大なアメリカ軍経費を負担するのはミカジメ料であり、上納金である。米軍のグアム移転費用を三兆円負担するというのもミカジメ料である。コストの数倍の値段でアメリカから兵器を買わされるのもミカジメ料である。

ヤクザの商売であるだろう。たとえばオフィス用の観葉植物のレンタル料、只のようなものを目の玉が飛び出るようなレンタル料を取られる。オシボリもそうだわな。

餌付けとミカジメ料の違い、外見上のかっこよさとかっこ悪さの対照は甚だしい。餌付けはカネを払う人間にきわめてコスト・パーフォーマンスのよいリターンをもたらす。ミカジメ料は、、、いうまでもあるまい。同じカネを払うのでも天国と地獄の差がある。

つづく


禁煙タクシー

2007-12-04 10:17:32 | 社会・経済

12月1日からタクシーが値上げになった。まことに結構なことである。サービスも向上するだろう。

地方では秋から値上げしているところもあるからニュースにもならないかな。当然全面禁煙車になると思ったが、相変わらずのタクシーもある。1月からだってね、全車禁煙になるのは。

サービスの改善で当面希望するのは

禁煙実施、車内美化、運転手の接客サービス改善である。

ところで禁煙だが、オイラも喫煙者であるので、若干規則を緩和してもいいと思っている。もっともタクシー内はべつだ。あんなに狭い箱のなかでタバコを吸うなど論外である。

オイラが言うのは「適切な(定義不可能)な場所での喫煙」だが、両切りのタバコは喫煙可としてもいいのではないか。両切りって分かる? フィルターのついてない巻きタバコ(紙巻きタバコというほうかいいかな)を両切りという。

なぜ、両切りは『認めちゃう』かというと、フィルターと違って他人が吸っていてもあんまり気にならないからだ。オイラは化学物質アレルギーである。フィルター毒についての易学的調査、ごめんごめん、疫学的調査だ、は聞いたことがない。

ニコチンなんて人類は400年も吸っている。癌などと騒ぎ出したのはごく最近のことだ。フィルターは化学物質の塊だ.人工物質である。それが一千度近い燃焼熱で熱せられる。どんな有毒ガスが発生しているか調べたことがあるのか。

人間カナリアを自認するオイラはフィルターから出ている有毒ガスはPCBなみの致死性であると断言する。特に受動喫煙者である他人にとっては。カナリアというのはサリンを感知するために、オウムのアジトに入る警察官が鳥かごに入れて携行したものである。最高度の毒ガス感知器である。

たとえばだね、タバコ会社、責任官庁は紙巻たばことフィルタータバコの肺疾患発生率に有意な統計差があるかどうか調査したことがあるのか。発表したことがあるのか。