東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

小沢一郎の一兆円はどこへ消えた

2007-12-07 22:29:09 | 今日も穴埋め(議論の)

クウェートに届いていなかったことは明瞭である。鳩山法務大臣の友人の友人がアルカイダだそうだ。実はオイラの友達の友達の知り合いがアラブ人だ。アラブ人というのは受けた恨みを忘れない。目には目を、歯には歯を、がコーランの教えだ。同様に受けた恩義は絶対に忘れないし、軽んじることは絶対にない。

一兆円も援助してもらって礼を言わないなどということはありえない。イラク戦争のときにアメリカにゆすられて当時の自民党幹事長だった小沢一郎がホイホイと差し出した金である。

イラク戦争といってもパカ・ブッシュの戦争ではない。パパ・ブッシュの戦争だ。もう二十年も前の話しかね、そんなにならないか、1990年だったかな。サダム・フセインが隣のイラクに攻め込んで占領してしまった。クウェート奪い返すために空爆をした。

このブログの若い読者のほとんどはパパ・ブッシュの戦争なんて知らないかと思うので一応補足しておく次第だ。

戦争が終わってクウェート政府がアメリカの新聞にクウェートをイラクから開放してもらったお礼の広告を出した。そのなかに、日本の名前がなかったんだね、一兆円も出したのに。

安保御用達評論家たちは、それ見ろ、金を出したって誰も感謝しない。軍隊を出さなければだめだ。というのだ。これにコンコロリンとだまされる国民もなさけない。うまく逆手に取られたこの事件が以後の自衛隊派遣の理由付けに使われたわけだ。

一兆円も援助してもらって感謝しない国があるかい。そんな国はシナ以外には無い。クウェートのような小国で親日的なアラブだ。実際に金を受け取っていなかったのだよ。どこへ行ったか?

決まっている、アメリカのしかるべき連中のポッポに納まっているのさ。軍産複合体とかね。もちろん、この手のしかけの常道で小沢のもとにも相当還流している。山分けしたのさ。

いかにも汚らしい話にふさわしい唾棄すべき後日談までついている。その後たしか円高に振れたのかな、アメリカ政府の強欲な使いが日本に来て円高になったから為替差益分の金を追加しろと強談判(コワダンパン)におよんだ。ヤクザも顔負けというところだ。


餌付けの内容

2007-12-07 09:25:18 | 今日も穴埋め(議論の)

前に触れた中共がジャンボやエアバスを大量に買い付けた件だが、具体的な契約内容を報道していない。マスコミのレベルが低いからしょうがないのだが、、、もっともマスコミのレベルというのは日本だけじゃない、欧米のマスコミも日本のレベルと大同小異である。

進歩がかったパカ・文化人が、最近はコメンテータとか言うらしいが、うっとりしてアメリカなどのマスコミを礼賛することがあるが、田舎の小娘じゃあるまいし、みっともないことを言うな。

さて、ジャンボの契約だが、中共が巧妙なのは、これは単なる先付けの口約束ではないのかな、ということ。価格や支払い条件などの契約条件がはっきりとした正式契約なのか単に将来買ってやるよといっているだけなのか。いずれにしても金を払うのは十年も二十年も先の話だろう。それも長期分割で。具体的な支払い条件や価格などはこれから品人特有の駆け引きでアメリカ人やフランス人相手に大幅譲歩を引き出すに違いない。

アメリカの商務長官やボーイングの社長がこれ以上造れないようなダラシノナイ笑顔で品人と握手している写真、うれしくてしょうがないようだ。だまされないようにしなさいよ。

つまり科人は1キロ1円というくず豆でアメリカという低能鷲の餌付けに成功した可能性があるということ。日本は何十兆円という金をむしりとられて感謝もされないということ。

次回は小沢1兆円の行方