クウェートに届いていなかったことは明瞭である。鳩山法務大臣の友人の友人がアルカイダだそうだ。実はオイラの友達の友達の知り合いがアラブ人だ。アラブ人というのは受けた恨みを忘れない。目には目を、歯には歯を、がコーランの教えだ。同様に受けた恩義は絶対に忘れないし、軽んじることは絶対にない。
一兆円も援助してもらって礼を言わないなどということはありえない。イラク戦争のときにアメリカにゆすられて当時の自民党幹事長だった小沢一郎がホイホイと差し出した金である。
イラク戦争といってもパカ・ブッシュの戦争ではない。パパ・ブッシュの戦争だ。もう二十年も前の話しかね、そんなにならないか、1990年だったかな。サダム・フセインが隣のイラクに攻め込んで占領してしまった。クウェート奪い返すために空爆をした。
このブログの若い読者のほとんどはパパ・ブッシュの戦争なんて知らないかと思うので一応補足しておく次第だ。
戦争が終わってクウェート政府がアメリカの新聞にクウェートをイラクから開放してもらったお礼の広告を出した。そのなかに、日本の名前がなかったんだね、一兆円も出したのに。
安保御用達評論家たちは、それ見ろ、金を出したって誰も感謝しない。軍隊を出さなければだめだ。というのだ。これにコンコロリンとだまされる国民もなさけない。うまく逆手に取られたこの事件が以後の自衛隊派遣の理由付けに使われたわけだ。
一兆円も援助してもらって感謝しない国があるかい。そんな国はシナ以外には無い。クウェートのような小国で親日的なアラブだ。実際に金を受け取っていなかったのだよ。どこへ行ったか?
決まっている、アメリカのしかるべき連中のポッポに納まっているのさ。軍産複合体とかね。もちろん、この手のしかけの常道で小沢のもとにも相当還流している。山分けしたのさ。
いかにも汚らしい話にふさわしい唾棄すべき後日談までついている。その後たしか円高に振れたのかな、アメリカ政府の強欲な使いが日本に来て円高になったから為替差益分の金を追加しろと強談判(コワダンパン)におよんだ。ヤクザも顔負けというところだ。