第1103号<=>
この際偉大なる尊敬する祖父のひそみにならって「バカヤロウ解散」などいかが ?
第1102号<=>
かんぽの宿の入札には何回か予備審査とやらをやって応募資格を審査したと報道された。その一方では入札物件のうちの優良物件を途中で外したという。ようするに優良物件を目玉にして釣り、あとで外したわけだ。相当にあくどいやりかたである。
朝刊の折り込み広告でスーパーの目玉商品を買いに店にいったら、目玉商品は取りやめましたと言われるようなものだ。
これを聞いて妙なことがあるものだ、と思った。色々あるが第一に、これは「キチガイが精神病院の院長になって患者を診断するようなものだ」と思った。
さんざん不良物件を作り出した無能力者が入札応募者の資格や経営能力を審査するとすれば、これ以上に笑える話はない。
ところが、この審査を外国の金融機関であるメリルリンチがやったというのだね。ひと月一千万円払って12か月頼んだという。計1億2千万円払ったと西川が国会で答弁していた。
まず期間の問題だがあの入札に一年もかかるのかね。募集を始めてせいぜい2,3か月くらいしかかからないのではないか。
郵政公社のなかに審査を行う資格があるものがないというのは分からないでもない。しかし、入札物件の価格査定なら国内の不動産鑑定士で十分だろうし、入札者の経営能力や資金調達能力を確認するのなら国内の銀行で十分できるだろう。
もし、万全を期して外部の経営コンサルタントを雇うというなら、それもあり得ないことではない。しかし、公正なコンサルタントを選ぶことが大切だ。そんな能力や意図は西川社長にはなかったらしい。
まともなコンサルタントの鉄則の一つに「一業種一社」というのがある。たとえば鉄鋼会社のコンサルタントをするなら、新日鉄のコンサルタントをしたら公正を期するために他の鉄鋼会社のコンサルタントはしないという倫理だ。
今度郵政が使ったのはメリルリンチだろう。コンサルタントでも何でもない。しかも同業の金融業ではないか。これだけでも、西川善文の手は後ろに回る。
第1101号==>
麻生首相は自分の祖父は吉田茂だと自慢している。ちょっと嫌みだが母方の祖父ということらしい。
そういえば、安部慎三も祖父が岸信介だと売りにしていたがあれも母方の祖父なんだね。もっとも競走馬では母方の祖父が重要であるというのはバクロウ(馬喰)の世界では常識だが。
首相になってからの麻生はたしかに吉田茂に行動様式が似ている。それは自らの不評を武器にしていることだ。自分の不評をステルス兵器にしている。これがたくみだったのが吉田茂だ。
そういえば、政権についたのも少し似ている。吉田茂は人気のある政治家ではなかった。鳩山一郎(鳩山兄弟の祖父か曾祖父)の急病のあと就任してだますようにして政権に居座った。
麻生も秋葉オタクに媚を売って人気戦術に出たが首相になったら吉田茂流になった。
第1100号:
介護パンツのヒラリー・クリキントキが来日する。例によって無理難題を押し付けてくるだろうが、麻生首相の郵政問題見直し・ブレーキ論はヒラリーに対するジャブかな。
まったく情報はない。しかし、私が首相だったらそういう手も使うかな、という思考の延長線上で推測したことだ。
メリルリンチという特定の金融会社がコンサルタントを装って入札を不正に誘導していたことが明らかになったが、今一歩で日本から300兆円ともそれ以上とも言われる郵貯資金がアメリカの手の内に入る(イギリス新聞の報道)段階で、日本に対してあまり無理無体を押し付けると郵政民営化はチャラにするよとヒラリーに教育的威嚇を与える。
日本の郵貯の金が入らないとオバマは沈没するからね。
彼女たちの知能程度ではそれほどはっきりと言ってやらないと分からないわけだ。