東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

かんぽの宿報道自主規制

2009-02-09 08:36:12 | 社会・経済

第1104号 <==>  

ネット上の情報ではかんぽの宿摘発報道に圧力がかかっているという。米系スポンサーともいう。たしかにここ数日ほとんどかんぽの宿報道が無くなった。

周辺取材をすれば毎日30分や一時間のネタは十分あるだろうに今日のワイドショーではまったく取り上げられない。麻生首相の漢字読み間違いなんていう話題を延々とやっている。

それともマスコミは郵政改革を持ち上げたから、今度は叩きにくいというのか。それなら朝日新聞は太平洋戦争ネタで大儲けしたのに敗戦後まるっきり反対のことを平気で言っているのはどういうわけだ。

こういうことは間々あるのだろうが、ぞっとするのはマスコミ全体が急におとなしくなってしまうことだ。

+ 今テレビ朝日で郵政の話をしていたから、おやと思ってみたら麻生首相が郵政選挙の時に同意したのに、さきごろ変節したのはけしからん、という話。それだけ。麻生さんの話はかんぽの宿不正入札の反省から出てきたものなのに、その大本にはまったく触れない。

麻生首相の言い方は大向こうを狙いすぎた気味があり、インパクトはありすぎたようだ。しかし民営化の移行準備段階で重要な瑕疵が出てきたので、見直しを行うというのは当然のことだ。法律にも定期的に見直しをすると書いてある。

この不正入札は間違いなく大疑獄事件に発展する。しかも、国の富を外国に売り渡す(正確には只同然で渡す)という国家反逆罪相当の事件である。

ここを糾弾しなくてどうするのだ、マスコミ労働者諸君 !!