なにが不愉快といって、選挙演説なんかで自分の主張を「それが国民の意思です」とか「国民は許さない」と絶叫する無脳な詐欺師である。左翼政党に多い。社民党の福島なんてのが得意な痴言である。
日本のために、国民のために私は「こう考える」と訴える政治家以外は信用できない。その政治家が国民を説得出来れば、彼を支持するだろう。自分の考えですと正面切っを主張する自信がないのか。
テメエの言うことを根拠もなしに「国民の声」と僭称するのか。だからお前たち(福島の演説を聞いている人間も国民なんだけど)、私の言うことを聞け、と論理が非論理的にジャンプする。福島は例だ。こういうのがいると言うのだ。民主党の政治家もこういうのが多い。管直人なんかは特にそうだったんじゃないかな。
彼の意見に同調する国民は皆無なのに,或いはごく少数なのに、これは国民の声です、とやられたらたまらんぜ。
何故こんなことを書くかと言うと、最近の橋下徹が頻繁にこのレトリックを使いだしたからである。落ち目を意識した焦りととらえたい。やがて社民党みたいに支持率一パーセント未満政党への転落に恐れおののいて聞き苦しい言辞をばらまきだしたととらえたい。
国民もテレビの街頭インタビューを受ければ、政治家の任命責任なんて言う。マスコミも得意になって使うせりふだが。
政治家を選挙で選んだ国民の任命責任が一番重いんだよ。
何べんでも性懲りもなく、ひどい政治家を当選させる国民が一番非難されるべきかもしれない。