東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

嫌いな国への正しい対処法:2

2013-05-12 18:04:06 | 国際・政治
嫌われても相手への尊敬を失わない相手がある。

人間だから好き嫌いがあるのは当然である。自分なりに考えている理由もあるのだろう。それを口外することもあろう。

まともな人間なら嫌いな人間にすりよったり、まとわりついて金品を強要することは無い。反対に嫌いな相手に近づかないだろう。

また、論難するにせよ、第三者に向って当の相手を非難するのは人間として失格である。国家であれば国家としての品格がまったくない。

まともな人間なら嫌いな人間には近寄らない。自分が穢れるような気がするからである。

ところが世界は広い。「あんたは嫌いよ。だけどお金を頂戴」という「国家」がある。「そうしたら好きになってあげるわ」というつもりなのか。あるいは「お金をくれたらしばらくおとなしくしていて、他人の前で悪口を言うのはやめるわ」ということなのだろうか。

そしてまとまった金を与えたり、援助をしたりすると一時は静かになる。しばらくすると又金をゆすりにくる。金を貸してくれと無心してくる時がある。こういう借金は絶対に返すことはない。注意を喚起すると「過去の歴史を認識しろ」と逆に脅迫される。あれは賠償だとうそぶかれる。

そうしたことを何回も繰り返すと、相手も学習して無視する。そうすると、他人のところに言って大声で悪口をいう。

そういう行動パターンはヤクザ、ごろつき、総会屋と決まっている。

相手が応じないと、往来の真ん中で大声を張り上げて近所の人間に聞こえるように騒ぐ。そうすると、近所の手前もあるから金をせびりとれる、という計算である。

ところが国家としてそういうゆすりをするところがあるのである。それが日本の隣国であるというのだからやりきれない。

嫌いならつき合うな。日本に来なくても結構、あんたもアメリカでの醜行のあとで、どの面を下げて日本を訪問できるのだ。

日本には武士は食わねど高楊枝、という言葉もある。嫌な相手から金を貰わないという紳士の心意気である。

嫌いで結構、軽蔑されないように注意しなさい。







戦後レジームで片付けるなということであって

2013-05-12 10:20:10 | 国際・政治
老婆心ながらいささか注釈を加えておく。

あくまでも現実に基づいて合理的に判断しろということであって、結果的にはそれが戦後レジームと同じことになることだってある。

戦後レジームを葵の印籠のように、水戸黄門みたいに振りかざして国民に判断停止を強制するな、ということ。
国民全部をテレビドラマの視聴者のような馬鹿だと侮辱しないことだ。

ま、当たり前のことだがね。

馬鹿な筆者が馬鹿な読者に説教していれば世話がないか。。。




戦後レジュームというレトリック

2013-05-12 07:06:28 | 国際・政治
前回の続きを書く前にひとつ。さきほどテレビに灯を入れたら民主党の仙石が討論番組に出ていた。TBSの番組でたしか、ミクリヤとかいう人物が仕切っている番組だ。

戦後レジュームがどうのこうの、と偉そうに言っていたが、この売国奴はまだ政界に生きていたのか。相手は自民党の石破幹事長。彼は討論はうまくないから、ちゃんと反論していたかおぼつかない。なにしろすぐにテレビを切ってしまったからね。討論番組は30秒以上はみないことにしている、よほど興味がないかぎりは。

戦後レジュームというとなにか神様みたいにあがめ奉れなければいけないような物神化が知能薄弱者の強迫観念になっているらしい。そしてこの言葉が馬鹿な人民にはエライきくのだね。困った、困った。

戦後レジュームというのは、世界規模の大戦争のあとで、混乱しきった世界をなんとか落ち着かせるために急場しのぎで勝者がつくったパッチワークだべ。

当座はそれで役に立つさ。それだけだ。勝者の特権が半世紀以上も続くと思うなよ、てなことを申しまして相済みません。

アメリカのマスコミも幼稚な者だ。おなじお題目を懲りずにこね回している。東アジアのどうしようもない国がうろつき回っているのとは訳が違う。アメリカももう少し自覚してもらいたい。

戦後レジームのおかげでアメリカは過剰報復の罪を免責されている。アメリカは世界最大の、史上最大のホロコースト実施国家だ。これを免責されている。戦後レジームのおかげで。

アメリカはナチス以上のホロコースト実施国家である。インディアン絶滅からはじまって、広島長崎への原爆投下。時間あたりの民間人の虐殺数ではナチスの強制収容所を遥かに抜く世界一の記録である。東京をはじめとする日本全国への無差別爆撃による民間人の大量殺傷はおそらくナチス以上だろう。

すべては勝者ということで免責になっている。戦後レジュームというだまくらかしで糊塗しているのである。

勿論日本はアメリカなどが押し付けた戦後レジームを認めている。敗者としては他の選択肢はあり得なかった。それが戦争の勝敗と言う冷厳な現実である。

それは認める。パッチワークとしては認めよう。今頃になってもアメリカが、とくにマスコミが『戦後レジーム』などと自己を正当化するのは認める訳にはいかない。

世界選手権だって毎年勝者を入れ替えるではないか。オリンピックだって、ワールドカップだって四年ごとに勝者がかわる。ちょっと話が違うって。そうだね。そうかな。