東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

橋下さん、ごくろうさん

2013-05-17 20:34:19 | 国際・政治
なかなか、橋下さん、ごくろうさん、てならないね。

彼はドカーンと城壁に大きな穴をあけるのが得意だが、後に続いて敵陣に飛び込む者がいない。今後のことまで彼にやらせるのは酷だろう。いくら彼でもひとりで最後まで戦うのは過酷だ。

維新の連中はどうして黙っているのかな。今日西村氏が「韓国の売春婦が沢山いる」とか言ったという。具体的にどういったのかしらないが、言ったすぐ後で脱会届を出して、維新の会は除籍にしたというが、どういうことだ。

逐語的に発言を承知していないからピンとこない。たくさんいるというのは事実だろう。最大とも言っていい彼らの輸出産業だったではないか。また、外国人客誘致の観光事業の重要な柱にしていただろう。事実でも政治家が発言するのは適当でないというのか。

そうかもしれない。それなら事実かどうかもわからない『従軍慰安婦』のことを絶対に政治の道具にしてはならない。

外交場面で扇情週刊誌のようなことをするなら、本来紳士が公に口にする(反論する)問題ではないかもしれないが、相手があそこまでやれば、こちらも反撃すべきだろう。そして、紳士がくちにするのをためらうレベルで戦えば、手持ちのデータは我が方に圧倒的に有利である。

アメリカの国務省の女報道官が橋下発言に不快感を示したというが、健全な反応だ。ただ、自分の国のことしか考えない独りよがりの視野の狭い女だ。相手が同じことをされたらどう感じるかということをおもんばかる知恵が欠落している。