アンジェラアキの「手紙~拝啓 十五の君へ~」が好評である。アメリカ系二世の彼女が、NHKから全国学校音楽コンクールの曲を依頼されたそうである。
曲作りに悩んでいる時に、彼女の母が十五歳の時に大人の自分にあてた書いた手紙を手渡されたそうである。それをヒントにこの曲は作られたそうである。
主題は、十五の自分が大人になった三十の自分に手紙を書くという設定で、この曲は書かれている。三十になった自分が十五の自分への返事が二番である。
単調なようであるが、歌詞がとても素直で、十五の少年が悩むのを励ましている。特に、西宮市立甲陵中学の女生徒前で歌うのは感動的である。自分を信じて生きなさいと、前向きで悩みを共有しようとする。
教育が忘れていたものがここにあるように思える。