そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

意味不明の定額給付金

2008-11-15 | 政治と金

定額給付金が支払われるようである。配った金が本来なら使われないことに使われるなら、景気浮揚になるが、そんな使い方する人はほとんどいない。いつも買うものに使われるなら、全く意味ない。

景気浮揚にならない意味不明の政策、お金である。しかも、高額所得者には払わないと国は決めた。が、いくらが高額所得なのか結局は決めないままで走り始めた。1800万を打ち出したが内容がない。何が1800万なのか明確な基準がなく、地方が決めなさいということである。

麻生首相は、これを地方分権といった。言葉を知らないだけでなく、言葉の意味するところも知らないようである。地方分権というなら、お金をそのまま渡すべきで、その使用目的を限定すべきではない。

これは、事務手続きを地方に丸投げしただけであり、地方分権などではない。選挙対策なら、国民の多くは喜んでいるはずである。せっかくお金がもらえるのに、反対する人たちが60%もいる。選挙対策にもなっていない。

選挙対策にもなっていないし、景気浮揚にもなることがなく、ましてや地方分権にもなっていない。定額給付金は、世紀の愚策である。

しかし、将来アップされる消費税のために、私は積極的に金はもらうことにする。

コメント (1)
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