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反お友達に仕掛けた安倍の怨念がブーメランになって帰ってきたのが、河井夫婦の公職選挙法違反事件である。ことの発端は広島県連の重鎮といわれた、6選を目指していた東大法学部卒でおよそ選挙での落選の経験のない溝手顕正に、菅官坊長官のご指名で安倍の側近といわれる河井克行の家内をあててきた。名目は二人当選であるが、直前の溝手の安倍批判への当てつけであることは明かである。
多くの予想に反して河井の家内が当選した。ご褒美で河井克行は法務大臣という要職のご褒美を当選後いただいた。
家内の選挙違反が発覚し40日で辞任した。官邸主導で旦那が仕切った選挙はボロボロであったが当選したのは豊富な資金があったからである。自民党本部から1億5千万円もの選挙資金としていただいていたからである。通常では1千500万円、重点地区でもこの倍額とされるが、10倍の選挙資金が支給されていたことに党関係書も驚いている。河井克行が代表の広島県党支部に振り込まれた分は30万円を残し、家内がが代表の党支部に移し替えられている。
落選後溝手顕正は政界引退を表明し、安倍と岸田の詫び状かと思われる旭日大綬章が授与さたが、腹に据えかねたのかこの親授式を溝手は欠席している。
河合家内の強引な担ぎだしは、自民党の全県内の反発も強く、実績も人望のある溝手顕正の支援者からは相次ぐ河井夫妻へのリークが今後も続くであろう。
側近しか信用しない安倍晋三の驕りである。
それにしても、金さえあればれば何の実績もなくても当選させてしまう、投票率40%の日本の民度がいかに低いかが解ろというものである。そもそも安倍晋三がそうである。