10か月間もの間国会を閉鎖したままの安倍晋三である。問題が生じる度に、「真摯」に説明すると言っていたが、まともな答弁は何処にも見られず、論点には答えず嘘を平気で言う。『しん‐し【真摯】 の解説:[名・形動]まじめで熱心なこと。また、そのさま。』とあるが、聞いているとイライラが募るばかりである。
与野党関係なく、かつての国会答弁は、攻める側も守る側も正面から論戦をした。間違いを指摘されると、懸命に反論したものである。矛盾を指摘されたり論破されると辞任することさえあった。伊天野安倍晋三とその周辺にはそれがない。そもそも、まともに答えようとしていないから、「論破」されることも「矛盾」が生じる事さえない。
桜を見る会の名簿の破棄など、正面から答えるとこうなる。「不都合なことがあまりにも多いので破棄しました。したがって、データーはどこかに残っていても調査はしません。」これくらいのことが言えればいい。自分の後援会から大量に招いた事や昭恵の紹介に事実をニタっっと笑って否定した。鳩山総理も開場前に支援者と写真撮っていると声のトーンを高めて述べたたが量と質が比較にならない。騙しの表現である。
IR問題では担当副大臣という、事実上のトップがズボズボの収賄罪の真っただ中にある。安倍晋三がIR法案通過を手土産に訪米し、トランプ会談前にアメリカ大手のカジノ業者のトップ三人をパーティーに招いている。かつて安倍晋三は、真摯に説明するためには李下に冠を正さずのいっているが、ここには真摯な姿勢など全く見えない。この収賄罪の男が議長として強行採決し、安倍の訪米の手土産を作った。
「安倍事務所では参加を募ってはいますが、募集はしていない。」何のこっちゃ!嘘ついてますが本当の事言ってますと同じである、
桜を見る会に呼ばれたの各界の功労者である。極めて名誉なことであり、招待されたた人たちは氏名と功労の内訳を明らかにして、広く国民に知ってもらいたいはずである。個人情報としてはら廃棄するのも公表しないのも国民対する侮辱である。廃棄の理由、調査をしない理由はただ一つ。安倍晋三が困るからである。これが真摯な姿勢といえるか。
もっとも人を馬鹿にした回答が、
山口という男が総裁推薦をいただいて招待されるとして、多くの詐欺行為に安倍晋三が加担したことである。基準が曖昧がだったことを反省している(と言葉で言って)賭した上で、犯罪行為に加担したことを認めなかった。
真摯とは程遠い安倍晋三の一貫した姿勢である。
桜は散ってもまた咲く。