日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

ところ変われば。

2018-12-16 07:43:57 | 家政・料理
稲荷ずしのあげのかたち。
ブロ友さんのお稲荷の写真を見て、あらっ、そういえば違う、と思った。



すし飯を詰めると、三角のかたちになります。

今回、特殊事情(笑。お店で、普通の薄あげの横に、大入り袋で売っていた規格外品を、小松菜との炒め煮ように買った)のですが、なかなか減らなかったので、一挙にいなりずしにもしてみたのです。
で、皮は破れてはいないのですが、小振りというか、厚め(膨らみ不足)だったので、1割、2割小さめのいなりずしになりました。
あっ、それから、色がちょっと濃い目なのは、最近、白砂糖は止めて、てんさい糖にしているからなのでしょう。
すし飯を作るときは、茶色の砂糖では、、、と思って、まだ残っていた白砂糖を使いましたけど。

育った故郷では、いなりずしは長方形の薄あげを半分に切った俵型でした。お手伝いで、破れないように、そっと中をはがしたものです。
大学で下宿した時は、薄あげは正方形。それを斜めに切ってすし飯を詰めます。
故郷の俵型よりちょっと小ぶりではあります。

いらい、ずっと、私が作るいなりずしは、正方形を斜めに切って、という形になりました。
お店で売っている助六のいなりずしは、どっち?
そういえば、うっかりしています。

もう一つ。

エスカレーターの乗り方

これは、先日京都へ行ったときに、なんだかぎこちなく感じました。
私たちの中京圏では、二人並びのエレベーターの左側に立ち止まり、右側を空けます。
右側は急ぐ人用(最近は、「立ち止まって」が推奨されていて、エレベーターを歩いてはいけないらしいのですが、どうしても右側に停止している気持ちにはなれず、左側に乗ります)。
東京でも同じです。違和感なし。
ところが、京都(関西)は、右側に立ち止まり、左側を空けているのです。

稲荷ずしもエレベーターの乗り方も、いずれもどちらでもいいのですが、違いがあるってこと、ところ変われば、ですね。





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今年のサフラン

2018-12-15 08:36:51 | 家政・料理
10年ほど前に植えたサフランが旧庭で生き延びていて、7年前から始めた庭の2か所に移植。
そして、日当たりが悪い旧庭に残っていた株も、秋口にバラ庭のほうへ移植していました。

移植してから数年は葉っぱは出てもお花が付かなかったりしたのですが、今年は一斉に開花して、積極的に真っ赤な(1つに3本の)オシベを採取しました。
それを乾燥したものは、コレ。先日1回のパエリア使った残りです。乾くとすっかり嵩が減ります。


参考までに、お店で買ったスペイン産のサフランも並べてみました。香辛料の瓶のなかに、包装されて入っています。





相変わらずの庭のバラ。

ジュリア


ファーストプライズ


イザベラルネッサンス


レッドレオドナルドダビンチ




コンパッション


アイスバーグ



まだまだつぼみがいっぱいついています。
寒気の中で、開花まで行かないかもしれません。
ひとつの株に花をつけても、ぬくぬくしたバラシーズンに開花時を迎える花。こんな冷気の中でつぼみになっているもの。どれも自然界のルールの中でのめぐりあわせ、であり個々のバラたちのせいではない、そんな風に思う。
だから、人目に付かないところで開花していたり、寒風に耐えていたりする姿を見ると、室内に連れて行くね、と心の中で声をかける。
自分で育てているから、どの花も可愛くて仕方がない。当人が一番いとしく思うものだと、ガッテンしている。
で、バラにどうしてやるのがいいか、自問。

答。庭のバラたちの一番のファンである私が鑑賞するのがベスト。

うっふふ。
そういうわけで、しつこく被写体になるバラたちです。

またか、と思われる方はスルーしてくださいね。


別の話

その1
白みそを買いに行ったら、もっとマイナー商品であろうと思われる「西京味噌」まで揃っていた。
なんと重宝な。そんな時代になったということ、そしてこのエリアのせいかもしれない。

私が中学1年のころ。まだ昭和30年代。家庭科の教科書を参考にお菓子を作ろうとしたけれど、ベーキングパウダーというものが分からなかった。近場のお店には売ってなかったのです。ベーキングパウダーって、ふくらし粉のこと。ふくらし粉で代用できるのだと教えられた記憶がある。
まだ同じころ。友人と3人で、家庭科の教科書にあるようなサンドイッチを作ろうと思った。教科書には「パンは前日に焼いたものを使いましょう」と注意書きがあったので、それを読んだ私は、トースターがある友人宅に前日に集まって、パンをローストしました。
私は「焼く」という意味を取り違えていたのです。二人の友人も、私の勘違いを指摘することはありませんでした(サンドイッチというものを作ったことも食べたこともなかった)。今思うと、なんという馬鹿げたと思いますが、リンゴシャムをつくり、ゆで卵を刻んでマヨネーズで和えたのと2種類を作って、教科書の見本のようにカットしました。パンには焼き色がついていましたけどね。苦笑

 ↑ の話は、以前にもブログ記事にしたと思います。
で、思うのは、70歳近くになっても、『自分で作ること』『新しく知ること』にワクワクするタイプって、変わらないものだな、と思います。


その2
昨日は、児童館のお楽しみ会の助っ人でした。
『宝物さがし』というゲームのお手伝いです。

学年別に問題を与えられて、子どもたちは小走りに動き回っていました。
私のところへは、なぞなぞが書かれた紙をもった1年生がやってきます。
2種類の問題があって、その一つが
『たたたたたちたたたずたたた」とあり、
たぬきでよんでみましょう。

とあります。

1年生ですから、初めてのお楽しみ会体験です。

なんのことやら、という顔をした子も半分。
紙を一緒に覗き込んで、
ほら、よんでごらん、というと

た た た た た ち た・・・と拾い読み。
1年生なのですから。

で、たぬき、たをぬいたら、たを読まないと、、、と水を向けると

「あっ」と顔が輝きます。

わかるってことで、うれしさが表情を変えるんです。

で、そうだね、地図をくださいって、このおばさんに言うのよ、と誘導します。

そんな表情に接することができて、楽しい助っ人タイムでした。


二人で担当したのですが、彼女は私と波長が違い、さっさかと地図を手渡して、子どもを手助け(早く済ませる)するタイプのようでした。


あの、問題が分かって、ニコッとする瞬間が、おばさん助っ人の宝物、ご褒美なのに。















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師走半ばの秋バラけなげ。

2018-12-14 09:24:05 | 庭 12月
起床時は外は暗い。
朝食をとって、テレビ体操が終わったころから、外は開け始める。
ひんやりと空気は冷たいけれど、庭の花たちから「来てね」と誘いを受けている気分。

春のバラと違って、咲き進むのは極めてゆっくりしている。
庭に置いておこうか、暖かい室内で眺めようかと、ひとり思案タイム。


今朝、切り花にしたのは、パレード(濃いピンク)、ナエマ、白い1輪はフラウカールドルシュキ。
室内の照明よりも、屋外の自然光のほうが発色がいいので、庭のテーブルで写しています。



角度を変えてもういちまいパチリ。


シックな色合い、ジュリアとマリリンモンロー、ブラックティーは、別の花瓶に。


あと二つ、昨日、一昨日に切り花にした花瓶があります。


園芸店ではクリスマスやお正月モードの鉢類が並んでいるでしょうけれど、どうしようかな~。
自分で育てるのが楽しい、に傾いています。



別記

朝食後に、西京味噌とみりんで、豚肉のロース肉を5枚、ガーゼに包んで漬けてみました。
お魚の切り身は次回です。
贈答用の西京漬けは、たっぷりの漬け味噌で切り身が包まれています。時には個包装だったりも。
切り身1つが500円以上にはなるでしょう(もっとかな?)。
とすると、自家製で作れたら、、、なんてリーズナブルなこと!とニンマリ。

まだ、出来上がっていないので、ジャッジできませんけどね。


もう一つ。
月曜日の夕食。
仕事にでる月曜の夕食は、外食と決めているのだけれど、その日は、外食にも飽きたし、私に作る気力もないし、スーパーのお弁当を買って帰った。
私は、惣菜だけのセットと赤飯(小ではなく、1.5人分用)にした。
赤飯好物なのです。作るのも好きです。

で、買った赤飯は表面に小豆が3つほどしか見えていませんでした。
ま、パックに入れるとき、たまたまそうなったのであって、見えないところには入っているだろう、そう思いました。
ところが、もちもちとして確かに赤飯なのですが、小豆の粒は結局その3粒だけでした。

期待して食べた赤飯がこれでは情けなくなります。

いつももち米3合を圧力釜で蒸して作ります。小豆の分量はカップ3分の1にも満たないぐらいです。入れすぎると赤みが濃すぎるから注意しなくてはなりません。
そんな風に入れすぎないようにしても、出来上がりは小豆満載の美味しい赤飯になるのです(友人たちにも好評です)。
それなのに、それなのに、コスト減をきわめて、1.5人分に3粒とは!
パックのラベルには、「北海道産の小豆使用」と謳ってあります。そりゃ、北海道産の小豆にしたので、少量しか使えなかったのかもしれませんが、お客を逃がしましたね~~と、思いました。
人を雇って、出店コストをかけてなお利益を確保するためには、そこまでシビアにカットしなくてはならないのが現実なんでしょうか。

北海道産の小豆が賑やかに入った赤飯を作りたくなりました。笑



モノの価格って、人件費、店舗出店料、売れ残りの廃棄量が反映しての価格だと、つくづく思います。
原材料費をいかに低く抑えて、商品価値の高いものとするか、そこなんですよね。
地価の高い都会のお店で美味しいものを食べた、という話題を見聞きするにつけ、中味本体よりも付随するコストが多いだろうに、と思ってしまいます。もちろん、そんなの了解したうえで楽しめたらよし、です。


一方、コストの高いエリアで、日本全国同一価格で販売している商品もあります。出店コストも人件費も割高。でも商いが成り立っているのは、薄利多売の「多売」で、補って余りあるからなのでしょう。
地価の安い地方では、そもそも集客力もないから、シャッター通りになるのだろうし、、、。

よもやま話になってしまいました。

今日の午後は、児童館のクリスマス行事の助っ人です。
それでは。
















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お料理はそれなりにクリエイティブ。笑

2018-12-13 05:55:03 | 家政・料理
昨晩はパエリアを作った。
この秋は、庭でたくさんのサフランが咲き、オシベを採取して乾燥させたものがあるのです。
立派な優頭エビがお値打ちで、ここは!と思い立ち、イカや貝、白身魚を買い求めて、チャレンジ。
これまでのようにホットプレートは出さずに、フライパンで調理しました。



サフランを戻す時間が足りなかったのか、香りはしっかりパエリアなのですが、黄色があまり主張していません。トホホ

レモンはハッサクで代替。苦笑

まだまだ改良の余地あり、でした。


もう一つ。

お料理で大変刺激を受けているブロ友さんがいます。
最近、ポークやお魚の切り身を味噌漬けに、という紹介がありました。

家庭でそこまでするものとは、思ってもいませんでした。
白みそとみりんとガーゼでできるのです。
そういえば、頂き物でガーゼにくるまれていた味噌漬け(粕漬け?)を調理したことはあります。
あるとき、冷蔵庫に頂きものの西京漬けを見て、「お母さん、これ高いのよ。そして美味しい。大好き」と娘が言ったので、いそいそと食卓に載せたこともありました。(味噌漬けは焦げやすくて焼くのが面倒で、ついつい後回しにしていました)

それ以降、西京漬けはリッチな食品(パッケージも超丁寧です)、というイメージ。
その西京漬けが、自宅で作れる? そんな気になりました。
ブロ友さんの話では、西京漬けは、白みそではなく「西京味噌」に漬けこんだもの、とのこと。

まぁ、私のレベルでは、白みそでOKなので、昨日白みそも買っておこうと思いました。

あっ、味噌のコーナーに白みそだけでなく、「西京味噌」もちゃんと並んでいます。
お店に揃っているのです!
そういうものなのですね~。
初めて知りました。
60の手習いではなく、まったく、もう70の手習いです。苦笑

贈答品の西京漬けは高級品ですが、これでリーズナブルな西京漬けを準備できます。ルンルン

そして、

ずいぶん前、私がまで30代のころ、まだ実家に育ちざかりの甥や姪がいました。お歳暮には、気安く食べられるポークの切り身の味噌漬けを送っていたことを思い出しました。あの漬け味噌の味は大好きでした。
自宅でもお気に入りだったので、お店(生協)に注文して、大口のセットを作ってもらっていたものです。
あの味噌風味も、みりんと合わせると自宅でもできるのかしら、と今思っています。
これにも、要トライです。

きっと、一人暮らしだと作らないと思う。
食べてくれる人がいるから、チャレンジしてみたくなる、別に褒め言葉が聞こえてくるわけでもないのに、不思議。

工夫の余地があるから、お料理も楽しい、のでしょう。

ただし、気力があること、という条件はひつようです。
自分が体調不良の時は、大いに例外です。













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家電にかかる電話は、、、

2018-12-12 16:18:28 | 私の雑感あれこれ
勧誘の電話がほとんどです。

イヤだな~と思うものの、一応は受話器を取ります。

今日のパターン。

「奥さん、高額のお布団を買われたことありますよね」

「ほら、何十万もする高い布団を買われたことあるでしょ」

と、しつこく畳みかけるように話してくる。

多分50代ぐらいの女性です。

時給仕事なのか、契約成立数に応じた報酬なのか、

仕事を選んでいられなくて、きっと切羽詰まって、この電話営業の仕事をしておられるのかな~と察する。

電話帳なのか、何かの名簿で軒並みに電話をかけて、電話口に出てくれたら、

お金にゆるい人(口車に乗りやすくて、高額な商品を吸ってしまう人)を探しているって感じです

「買ったことありません」と返答しても、

「アラ?」

と、いぶかしがる対応で、付け込むすきがあれば、、、って雰囲気です。

経験が浅い人なのでしょう。こういう電話で客を探せ、と指導されて架けているのが想像できます。

口には出しませんが、もっと堅実な仕事に就かれたほうがいいのに、思いながら、と後味悪く受話器を置きました。

引っかかりそうな人を探しているわけで、詐欺まがいの勧誘の口でしょう。

皆さんのところにも、この手の電話ありませんか。
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便利というか、時代は変わった~~

2018-12-12 05:55:52 | 私の雑感あれこれ
昨日はお歳暮の手続きをしに行った。
10年以上前はデパートまで出向いたが、すっかり近所のスーパーのお歳暮コーナーがなじみになった。

宛先の住所、電話番号はスマホがあれば無問題。
毎年、早々に去年の送付先を印字したお歳暮カタログが郵送で届くから、それを持参すると、宛先も手書きすることもないから便利。
でも、たまたまそのカタログを持たずに立寄った。

めんどうかな?

まったく。苦笑


品物をチョイス(カードを手に)、お歳暮受付に座る。
去年の印字用紙を持っていなくても、自宅の電話番号を告げると、担当者がPCを操作して去年のデータをアップ。
住所氏名を特定して、お歳暮カードで品物を申し出て、カード払いに、というと、
スッ、スッー、と進展して。

プリントアウトされた用紙で、私の申込み先と品物の再確認でお終い。

宅急便の送り状に自分で書き込むこともない。
財布からお金を出すことも、おつりをもらうこともない。

5分の1ぐらいの手間になったのじゃないかしら。

でも、代金は支払っているのです。クレジットカードから。

贈答用のハムは、いちいちスーパーに来てから宛先に送付するのではなく、ハムの会社からの直送なのだそうです。
お客を呼んで注文してもらう、その営業に対してハム会社は代金の何%かをスーパーに支払う、という仕組みなのでしょうね。

キャッシュレス時代の一旦です。
今後はますます徹底していくのでしょう。




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昨日はクリスマス会のお手伝い。

2018-12-10 08:15:05 | 私の雑感あれこれ
社会福祉協議会主催の障碍者とその兄弟児と家族の皆さんが参加者です。
私たちスタッフを入れる120名を超える大所帯でした。

部屋の飾りつけやテーブルセッティングから始まって、片付け後の反省会までが一連の流れ。
毎年のことで、皆さん手際よく進んで、盛会でした。

障碍者本人の参加は40名ほど。兄弟児の数のほうが多い。それはそうです。3人兄弟だと2名が兄弟児ですものね。
福祉課の方によると、皆さん常連さんですよ、とのこと。
特別支援学校でやっている踊りとか、一生懸命練習したダンスを披露する。
皆さんご一緒にとアナウンスがあって、スタッフも立ち上がって参加するのだけれど、どれが正しい踊りなのか、「誰か見本をやってくれないと、判らないよ~」とつぶやき声が出るほど、バラバラ。でも、ときどきキメのポーズは揃ったりする。
だれも、自分が下手だとは思っていないし、素直に前に出て手足を自分なりに動かして一生懸命。
和やかでほほえましい限りです。

食事とケーキと飲み物を食べて、散会。

ここに参加できる人は、まだ元気な障碍者なんだろうな、とも思う。
自分で歩ける(車椅子のひともいるけれど)、外出ができるから。
寝たきりで医療行為が常時必要な人は参加できない。

できるサポートをどれだけしても、障碍とともに生きていくしかない、そこは現実。
5080問題は障碍者でもあるようで、ご自身が80代らなって、50代になった障碍者の世話が困難になってきても、なかなか大事な子供の世話を人に任せられなくて、、、というケースも出てきているという。
50年間も障碍者とともに暮らしてこられると、それが生き方の心棒になっているのでしょう。

こんな世話役を担当しないと触れる機会がなかっただろうから、良いことなのだけれど、皆さん(本人も家族も)の抱えている荷の軽くなることをと思うだけです。
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暇な時の YouTube

2018-12-09 06:56:29 | 映画・テレビドラマ・音楽
秋の夜長はユーチューブ。

画質はよくないけれど、過去の映画、ドラマを見ている。
数日前に向田邦子原作の『いとこ同士』を観た。田中裕子、小林薫がメインキャスター。
いまどきとは違う昭和初期の時間の流れ方が懐かしいというか、新鮮。
感情の吐露の仕方の微妙さを丁寧に追っている。昨今だと、理路整然と主張するだろうな~。

昨日は、1955年制作の『女中っ子』を観た。
白黒映画。それも画質が経年劣化で白化気味だったけれど、子ども時代に母が口にしていたことがあるタイトルだったので、どんなストーリーなのか、一見してみたい気持ちがあった。主人公の左幸子さんは、私の生まれ育った町出身の女優さんなんです。
都会と東北の文化差が歴然とある時代。テレビから都会の画像が目に入ることもない時代だから、標準語とも距離があり、都会は別世界。
女中に雇われるのは、奉公に行くに類するようなもの。精一杯の人となりで働くのだけれど、そこは隔靴掻痒。失意で帰京することになる。

ユーチューブでこんな旧作ばかりを検索して視聴しているので、次々と好みのものがリストアップされてくる仕組み。
で、NHKのアーカイブでも探し求めていた、私の印象に残るドラマリストの上位を占める『おはなはん』も出てきました!

えっ! 懐かしの『おはなはん』も連続で視聴可能!

でも、テレビ小説で放映されたドラマですから延々と続くのです。とりあえず第1話の15分ほどを観ました。
樫山文江が木に登って、婿さん候補を待っているシーン、覚えているから不思議。
わたし高校生でした。朝の時間帯に見ているはずはないのだけれど、再放送とかで観たのでしょうか?
いつでも観れるとわかったら、なんだかドラマを延々と見る時間が惜しい気がしてきました。
人の気持ちって、ワガママですね。
女性が意思を持って生きることのすがすがしさを味わったドラマでした。

あの時代、ボーボワールとサルトルのカップルも訪日した時代でもありました。
ヘレンケラーの訪日(?)したのかしら。話題があったような。

同時代にこれらを味わった人たちは、みんなこぞって年金世代に入っているのでしょう。
命があれば年月は誰にでも公平に訪れるから。




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バラをひとり満喫。

2018-12-08 08:06:32 | 庭 12月
遅ればせながらの秋バラが、12月に入っても暖かめの日が続き、充分楽しませてくれる。

昨日の午前中は、花壇のエリゲロンを積極的に摘み取って、空いたスペースにフロックスの苗を移植しました。
開花時を空想してそれなりに楽しい気分。当事者だからの心境ですね。実際は地味な作業です。

午後、高齢者体操教室があったので、小さな花束を2つにして持参した。
①茶系とベージュのバラの組み合わせ
②アプリコットと白と真紅

ちょっとでも見栄えよくしたい、親心(苦笑)。どれも一緒ではなくて、カラーコーディネイトかな。

お誕生日という方がおられて、喜んでくださいました。

今朝も風が冷たいのですが、昨日移植した苗の様子うかがいに庭に出ました。

で、またまた、カメラを取りに戻りました。

ハイ ポーズ、と私の被写体になってくれた何枚かを並べます。

白妙菊を背景のシャルルドゴール




ジュリア


フラウカールドルシュキ


レッドレオドナルドダビンチ


デリラ


プリンセスアイコ


小菊も咲いています。


ロウバイも咲きだしました。









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立ち話から。

2018-12-07 06:55:16 | 私の雑感あれこれ
お隣さんが庭へ出ておられる気配に、私も庭へ。
サツマイモ(大きいのを2本)をもらっていただく。
本当は、もっとジャンボなのもあるけれど、あまりにも大きすぎるので、ちょうどいいぐらいのをチョイス。苦笑

網に干してあった干し芋も、2つ、と。

押し付けになっては迷惑だろうし、と思いながら、だけれど、
彼女は、焼き芋はお店でよく買うわ、と言ってくださる。

だから、我が家で焼き芋を作った時は、アツアツを提供したりもする間柄です。
夫は、好きなほうではないので、そうしないと食べる人がワタシだけになってしまうのです。トホホ

その立ち話の中で、
初期の「脊椎管狭窄症」だという。1、2か月前にもも聞いたかも。
旅行仲間も、突然の腰痛で「脊椎管狭窄症」らしいとメールが舞い込んだことから、なんだか身近な腰痛の原因に思えてきた。
80代の高齢者から聞いていたときは、「大変ですね~」とお見舞いの言葉を発するだけで、私にとっては、自分とは関係ないトシヨリの病気に分類されていたのです。

脊髄が縮んで、神経が圧迫されて、腰痛だけでなく脚にもしびれが出る、そうです。
私は腰痛だけれど、まだ痺れはナイ。

でも、年齢が進むにつれて、その傾向は免れないハズです。
母は、圧迫骨折の経験者ですが、膝が痛いと言ってはいたけれど、腰痛のことは耳にしていない。

雪道で転んで胸椎圧迫骨折した友人は、3年ほどで気にならなくなった、と言っていた。

これらを自分流にまとめると、

圧迫骨折の痛みは解消可能。超高齢まで脊椎管狭窄症にならない人もいる。

だから、ヨガで体幹や四肢の隅々までの関節をほぐし血行が促される運動をやることは、私にプラス。

注)友人は健康体操教室に通っていて、腰椎ヘルニアとなり、脚に痺れが出ているので、すべて大丈夫、というわけではないけれど。

あとは、母がココロしていた、骨粗しょう症にならない食生活、なんだけれど、甘いもの好きだから、そこが要注意。
母の自慢の一つに骨密度が年齢に対して100%超でした。私は、圧迫骨折した時に計測したら、まぁまぁ程度らしかった。


昨日、テレビ番組「所さんの『大変ですよ~』」を見ていた。
ダイヤモンドの再カットによって、輝きが増す、という話題の後に、
最近は、自分の体を磨くことへの関心が高まっている、とあった。
美しい身体こそが、宝石だ、という理屈。

共感。

ヨガでインストラクターさんの美ボディーを見ていると、ヨガポスターのモデルさんと同じポーズがすんなりできている。
それなのに、わたしをはじめとした多くの参加者のポーズは雲泥の差。
筋肉がついていない。関節が堅い。などなど。

ここへきている人たちは、世代によって目的の差はあっても、体を整えることの大切さを自覚している人たちなのだと、それは思う。


ヨガをしていると、脊椎管狭窄症にならないような気がするのだけれど、どうかな。


立ち話って、最近アチコチ都合が悪い、の話題になりがちです。
そこで終わらないで、自分の体を長持ちさせるヒントを見つけたいと思います。
















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