このブログには、主に2005年以降の「ヲタク」の韓国語学習の軌跡が
記録されている。
だから、「ヲタク」が最も熱心に韓国語(朝鮮語)学習に打ち込んだ
時期、つまり1980年代から90年代にかけての話題は、このブログには、
ほとんどない。
「ヲタク」が福岡の地で陰気に韓国語を独学していた頃、最も頼りに
していたのは、紙媒体の辞書であった。
今回、「ヲタク」が所有している韓国語の辞書の中から、大辞典と
中辞典の2冊を紹介する。
「ヲタク」の書き込みに間違いがなければ、大辞典は1986年2月に、
大邱市のデパートで29000ウォンを払って購入している。
中辞典は、1998年12月、プサン宝水洞の本屋さん横丁で購入した
ものだ。
2冊とも、購入にまつわる記憶は一切ないが、たとえ趣味とは言え、
本気で韓国語を習得しようとしていた若かりし日の「ヲタク」の
心意気だけは、中高年になった今でも、しっかり記憶している。
(終わり)
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■시체가 돌아왔다 「死体が帰って来た」2012年 〇〇〇--
(601)
2012年、90万を超える観客を動員した犯罪コメディ。
バイオ系企業で研究員をしている主人公、悪徳社長一味、潜入捜査員
(社長による新技術の国外不正持ち出し容疑)の3者が、三つどもえに
なって会長の死体の争奪戦を繰り広げる。
会長の死体には、人工皮膚に関する革新的な新技術を書き込んだ
マイクロチップが埋め込まれているのだった。
映画の展開はかなり複雑なので解説は省く。
とにかくこの映画で印象に残ったのは、会長の死体が土葬された
大規模霊園だった。
山肌を切り開き造成された、ニュータウンならぬ、ニュー霊園だ。
映画は全くのフィクションでも、ロケ地は現実に存在する。
調べてみると、この大規模霊園は、プサン市の郊外(機張郡)に位置
するキリスト教系の公園墓地だった。
△「シロアム」とは釜山の地名ではなく、イエスゆかりの池の名前
それにしても、日本では絶対に目にできない、大規模な土葬霊園の
様子は、「ヲタク」を驚かせた。
韓国映画を通して、また一つ、韓国社会について学んだ「ヲタク」で
あった。
(終わり)
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