△目抜き通りでは、腕が触れた中国人から「アイヤー、トゥイプチー」(ごめんなさい)と謝られた
2019年夏のプサン訪問では、甘川文化マウルに足を運んだ。今回の
主たる目的は、マウルにある長い階段をのぼることにあった。
その日のマウルは、甘川湾から流れ込んでくる海霧に覆われ、実に
幻想的な雰囲気をかもしだしていた。
△地域住民とおぼしき中高年女性からはカメラ撮影について予想外の抗議を受けたが、何とか理解を得た
七割方、中国人観光客と見えたが、大人から子どもまで、みな、
それぞれにマウルの雰囲気を楽しんでいるように見えた。
小さな子どもが、大声で中国語の歌を歌っている様子は、ほほ笑まし
かった。
ところで、マウルを歩く途中、数匹のワンちゃんを見かけたが、全て
小型犬だった。
白っぽい小型犬は、飼い主の高齢女性からリードを握らせて
もらった。
「ハラボジ(おじいさん)んとこば、行きんしゃい」(博多弁訳)との
言葉には、大いにショックを受けた「ヲタク」だったが、しばらく
小さなワンちゃんと遊ばせてもらった。
それにしても、もうしばらくは「アジョシ(おじさん)」で
いたい「ヲタク」である。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問では曇りの日が多く、湿度が高かった。
一度は、ホテルの部屋で冷えたままのカメラのレンズが、街頭で
曇ってしまい、撮影に失敗してしまった。
街頭を歩く2匹の小型犬があまりにかわいかったので、飼い主に
一声かけ、写真を撮らせてもらったのだが、せっかくの写真も、
これでは台無しだ。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問では、北区徳川(トクチョン)の文房具店に
立ち寄り、記念に日本製のシャープペンを購入した。
高ければ買うつもりはなかったのだが、5400ウォンなら、日本での
市販価格と大差はない。
△「ヲタク」はゼブラのデルガード0.7mmを記念に購入
ちなみに、この店には「ヲタク」の好きなパイロットのドクター
グリップは置いてなかった。
日本製では、ゼブラのデルガードと三菱のクルトガが人気を2分して
いた。
(終わり)
△「ヲタク」が入った店は一番手前の店
2019年夏のプサン訪問では、甘川文化マウルを見物した後、
甘川港に下り、一軒のロシア料理店で食事した。
甘川港は、日本海におけるロシア漁船の一大拠点。
△店内は禁煙だった
「ヲタク」の入った店は、ロシア人船員用の食堂らしく、
店の主人も店員も、全く韓国語ができなかった。
「ヲタク」のつたないロシア語で何とか理解しあえたのは、店に
ボルシチはなく、ペリメニならある、ということだった。
「ヲタク」はペリメニのスープを頼んだ。
ロシア風餃子スープのような料理で、なかなかの美味だった。
それにしても、あらためて感じるのは、中国文化の偉大さである。
中国文化との接触を通じ、日本ではラーメンが生まれ、韓国では
チャジャン麺(ジャージャー麺)という国民食が生まれた。
そして、ロシアでは、ペリメニという国民食が生まれた。
食事代は、スープとビール1杯で「ジェーシチ(1万ウォン)」だった。
(終わり)
■기생충 「寄生虫-パラサイト」 2019年 〇〇〇〇-
(755)
2019年5月末に公開され、1000万を超える観客を動員した
大ヒット作。公開前、同年のカンヌ映画祭で、韓国映画として
史上初めてパルム・ドール(最優秀作品賞)を受賞した作品
でもある。
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△さいわいにも「寄生虫」をロングラン上映していたメガボックス徳川
「ヲタク」は、この映画を、7月末にプサン(北区徳川洞)の
映画館で見ることができた。
△メガボックス徳川は、9つのスクリーンを持つシネコン
韓国の厳しい格差社会を背景にした、思いっきりどぎつい
社会派のブラックコメディだった。
△チケットは10,000ウォン
赤の他人を装いながら、それぞれ家庭教師や家政婦、運転手として
お金持ちの家族に「寄生」するようになった貧しい主人公家族が、
以前からお金持ちの家族に「寄生」していた夫婦(前家政婦と秘密の
地下室の住人)と「戦争」になる。
「戦争」は、主人公家族の勝利に終わるが、とばっちりを受けた
お金持ち家族の主人は死んでしまい(犯人は主人公家族の父親)、
残された遺族は豪邸を売り払う。
しかし、主人公家族の父親は、豪邸の地下倉庫の、さらに裏に
隠された秘密の地下室に逃げ込んだまま、新しく豪邸を購入した
ドイツ人の富豪家族に「寄生」して生きることにした。
生き残った息子が、いつか金持ちになり、その豪邸を買い取り、
自分を解放してくれる日を待ちながら・・・。
「これぞまさしく韓国映画!!」と喝采したくなるような、実に
ユニークな作品であった。
魂を揺さぶられるような感動は全くないが、カンヌ映画祭で
高評価された理由は、十分に理解できた。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問では、西面の教保文庫で、ロシア語文法の
テキストを購入した。
△「GO! 独学ロシア語文法」
「ヲタク」にとっては、これで2冊目のロシア語テキストだ。
△価格は14,000ウォン
ソウルの語学スクールが出版したテキストである。
この本を使い、何とかロシア語文法の基本を習得したい
ものである。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問では、北区トクチョン(徳川)の地下商店街で
栄養ドリンクを飲んだ。
例によって、バッカスだ。
コンビニのイートインコーナーで休憩を取りながら飲ませてもらった。
1本800ウォン。
(終わり)
2019年夏のプサン訪問では、北区の徳川(トクチョン)洞で、
ベトナム料理を食べた。
店の名は「越南先生」。どうやら、チェーン店のようだ。
食べたのは、ベトナム式の牛丼。
期待以上においしかった。
微妙に酸味の混じった甘辛い風味は、韓国料理にも日本料理にも
ない独特の味だ。
ついでに飲んだビールは「ハノイ」。こちらも、パンチの効いた
おいしいビールだった。