BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

五等分の花嫁 第114話 感想8: 115話以後、積み残した謎はなに?

2019-12-14 18:40:37 | 五等分の花嫁
次回の115話以降にできれば明かしてほしい謎。
というか、放置されたままになっている話題。

日の出祭期間中の出来事については、

●三玖は、どうして自分の恋がかなうことは不可能だ、と知っていたのか?

●竹林は、なぜ、日の出祭にやってきたのか? きっかけは? 目的は?

●初日の夜、風太郎の頬がはれていたのはなぜ? 誰に?

●四葉の見舞いにやってきた三玖に、二乃が伝えたことは何か?

●竹林は、五月たちとなにを話したのか? 五月たちはなにを知ったのか?


日の出祭に限らず、今までの出来事として、

●一花の「全部、嘘」の真意は?

●五月の「零奈」バレはあるのか?

●「京都の女の子」の正体は不問のままなのか?


もっとも、別にミステリーではないから、全部が全部、明かされる必要もないのだけど。

でもねー。

最低限、三玖がどうして風太郎との恋は不可能だと思っていたのか、それくらいはちゃんと明かしてほしいな。あそこについては全く思い当たるフシがないので。

てっきり三玖は、風太郎の本命は一花だととらえていた、と思っていたのだけど。

でも風太郎の選択は四葉だったので、たぶん、別の理由だよね。

そういう意味では

●四葉以外の四人は、四葉が選ばれる可能性が高いと、知っていたのかどうか?

これは、実際、どうだったのだろう。

一花は、風太郎がジュースを選んでいたことに気づいていた。

五月は、そもそも四葉推し。

となると、二乃と三玖だけど。彼女たちはふたりとも、自分が選ばれることをまずは望んでいて、四葉のことにまで気が回っていたのかどうか。

やっぱり二乃については、竹林からなにを聞いたのか、が大きい気がする。

でもその場合でも、時系列的に考えて、三玖の判断(「この恋は不可能」)よりも後なんだよね。


それにしても、なんか、やっぱり、お祭りが終わった感は強いなぁ。

なんだかんだいって、日の出祭のエピソードは8月末くらいから始まっていたからね。

3ヵ月くらい、さてこの先どうなる?とプロットの展開をあれこれ想像してきていたわけで。そこで、結論が出てしまうと、意外と脱力感は大きい。

なので、積み残した謎には、ある程度、答えがほしいところ。
ミステリーではないと知っているし、
整合性よりもトリッキーなオチ、
というのを今回の結末でなんとなく察してしまったわけだけどねぇ。

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PSYCHO-PASS サイコパス 3 第8話『Cubism』 感想

2019-12-14 00:35:38 | サイコパス
なんか、なんにも解決された感じがしないまま、終わってしまった。
続きは、来春の映画らしい。

うーん。
さすがにそれはないだろう。。。

常守は勾留中、狡噛や宜野座は再登場したものの外務省勤務で国際犯罪担当、ということで、微妙に一期の面々が脇を固めているものの、新たに登場した監査官の慎導やイグナトフが前半こそバディ感のある活躍をしていたけれど、終盤では、特に最終話の8話では、ひたすらいがみ合っていて、なんだかよくわからない。

その一方で、シビュラは、霜月を操りつつ常守にも接近するという感じで、何か企んでる。

もっとも、基本的にシビュラの思惑は、シビュラシステムの本当の姿の隠蔽と、シビュラシステムの裏をかく犯罪者・犯罪グループをマークし、できるだけ速やかに排除することにあるので、なんだかんだいってコングレスマン、という輩をどう処理するか、そのための最善策を計っているのだろう。

・・・とかいう状況はなんとなく2話を見終わったあたりで思っていたのだけど、結局、そこからほとんど話は進まず。

刑事ものによくある新登場人物たちのバックストーリーを描くためのエピソードがいくつか続いたところで、時間切れ、という感じ。

なんだかなぁ。

冲方丁は、マルドゥックの頃から読んでいるので嫌いではないけれど、とはいえ、今回の「3」については、さすがにこれはないんじゃない?というレベル。

冲方は、昔、30代になったら読者のイメージが沸かないから、もうラノベは書けない、といって、時代小説の方に移ったはずだったのだけど。

でも、攻殻機動隊とかこのサイコパスとかには起用されているから、周りからは、まだ、ラノベ的感性やSF的感性は残っているとみなされている、ということなんだろう。

でも、攻殻機動隊の方もそうだけど、設定がすでにあるところでの脚本作業は、どうしてもただこなしているようにしか見えなくて、昔のような創作に対する「熱」が感じられない気がする。

それは、ファフナーのTHE BEYONDでも感じたことだけど。

シビュラシステムというこの社会の核にやっぱり迫らないと物語的には盛り上がらないね。それは、常守になにか腹案があるのだろうけど。

ということで、始まる前はそれなりに期待していたけど、終わってみれば及第点も厳しい感じの出来だった。

いや、映画に続くという展開そのものは否定しないけど、それにしたって、もう少し、何が起こっているのか、何が本シリーズで解明すべき大きな謎なのか、そのあたりは明示すべきだったと思う。

アメリカのドラマシリーズなら、シーズンごとのテーマを、そのシーズンの冒頭ではっきり出してくるから。

そういうパタンからして模索中というのが、なんとなく感じられてしまうのはやばい。

なんかしまらないシリーズだったなぁ。

狡噛や宜野座が出てきたのは、映画で活躍させるためなんだろうけど。
もちろん、常守も。

しかし彼らの腹づもりが何なのか、もう少し描いても良かったんじゃないのかな。
ファンサービスとして登場させているなら、なおのこと、ね。

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