BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

鬼滅の刃 第188話 『悲痛な恋情』 感想

2019-12-23 14:12:10 | 鬼滅の刃
前回までの炭治郎の脳内空間で再現されていた、縁壱vs無惨の初遭遇、縁壱の無念、といういわば「鬼滅ゼロ」とでも言うべき「始まりの物語」から一転して、柱組vs無惨の現在の戦いへ。

いうまでもなく柱組の苦戦が描かれており、まさに戦争のセオリー通り、最も脆弱なとこから落とされていく、という展開。

そして、無惨が最初に狙っているのが恋柱。

その恋柱を何が何でも守ろうとする蛇柱。

その蛇柱・伊黒小芭内による「悲痛な恋情」が語られ始めたのが今回。
つまりは、小芭内の昔語り。

それにしても、蛇の体を持つ鬼とは・・・。

もはや、鬼、何でもありだな。
まさに、百鬼夜行。

日本の伝統的な妖怪や化け物は全て鬼だ、という世界観というのがよく分かる。

で、その蛇鬼の家に寄生する女から生まれたのが小芭内だった、という話。

いやはや、ホント、この「哀れな幼少期」の話を語るところは、ホント、ジョジョだね。

小芭内の場合は、ジョジョ6部のエンポリオとか、5部のアバッキオとか思い出しちゃったよ。

その事実上の生い立ちの不幸から抜け出して、人を救う方に目覚めた小芭内。

だったら、すなおに炎柱のように、人を救うぞ!と口に出せればいいのだけど、それは、蛇鬼に囲われていた頃に、口を裂かれていて、口元を顕に出来ない、という負い目を追っていたがゆえの、全身から漂うダークヒーローだった、ということらしい。

ということで、蛇柱、これは無一郎のように、無惨戦で死亡かなぁ。。。

逆に恋柱は、治療のために炭治郎らのいる後方に退いたことから、すっかり恋柱になついている禰豆子によって鬼化の難を逃れる展開かなぁ。

あとは、炭治郎がいつ復活し、無惨に一矢報いるのか。

そのタイミング次第で、蛇柱の生死が決まるように思えてきた。

といっても、岩柱、風柱もかなりヤバそう。
むしろ、水柱か。

とにかく、次回、蛇柱が無惨にどう迫るのか?
あるいは、岩、風、水、の柱たちと連携をとって無惨に一太刀浴びせるのか?

ポイントは、やっぱり、日頃いがみ合っていた小芭内と冨岡の連携なんだろうなぁ。

その意味では、この無惨戦では、岩・風組と、蛇・水組のうち、どちらかのタッグが死に、どちらかのタッグが(恋柱とともに)生き残るのか、というとりあえずの決着に落ち着きそうな気がするけど。

さて、どうなるのか。

にしても、作者、ホントにジョジョ好きなんだなぁ。。。

もはやジョジョが懐かしくなってしまうくらいw

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