BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第12話『一筋の光』感想

2019-12-29 20:12:54 | SAO/AW
WoU編の第1クールの最終話。

アリスがガブリエルに連れ去られてしまったため、急遽その後を追うアスナたち。

けれども途中、ガブリエルが送り込んできた敵軍団に阻まれて、仕方ないからレンリが特攻か?という場面で、アスナに続いて「チートキャラ」としてシノンが降臨。広域狙撃をする「一矢」を放って一瞬で制圧。

そして、一言、「またせたわね、アスナ!」

うーん、シノンさん、やっぱ、かっけぇ―w

・・・という、ものすごくいいところで終わり。

しかも、続きは3ヶ月後の4月から。

うーん、わかっていたこととはいえ、これはお預け感、パないなー。

今回出なかったけど、同じく降臨してきたリーファも含めて、ここからがまさに「大戦!」という感じなのに。

まぁ、原作でも、ここまでのところは、正直、結構飛ばし飛ばし読んでいた気がする。

レンリとかシェータとか、あと、敵方のイスカーンとか、最初はどうでもいい感じでとばしていたなぁ、と。

いや、あとになると、彼らも大戦後のアンダーワールドで重要なキャラになっていくわけだけど。

でも、この頃は、キリトを廃人にしながら、周辺キャラばっかりしつこく描写して、これ、どういう意味あるの?、って感じだったからな。

単純に、構成がタルいわけだけど、そこは、映像になると多少はわかりやすくなるね。

それでも、シェータやレンリのところはもう少しテンポよく飛ばして、この1クールの最後でリーファまで登場させた方が良かったんじゃないかな?とは思う。

そういう意味では、アニメに限らず原作もそうだけど、アリスの重要性が、今ひとつ、ピンとこないんだよね。

いや、世界初のボトムアップAIというのはわかるし、それがもともと菊岡たちの目論見として軍事利用される予定のものだった、というわけだけど、大戦の描写が続くと、あれ、なんで、アリスの拉致が必要なんだっけ?という気になるよね。

そのあたりは、原作でも、洋上のラースのシーンと、WoUのシーンが交互に描かれて、わかりにくいところではあるのだけど。

でも、その緊張感をもう少し強調する演出でもよかったんじゃないかな。

ガブリエル一味も、単にゲームヲタの傭兵くらいにしか見えないから。

WoU編は、大戦らしく群像劇なので、その様子を映像化するところで予算の多くを使ってしまうのだろうけど、それとは別に、話の流れをもう少し、立体的に組み替えてもよかったのではないか。

そう思うのは、最近、オーグマー事件である「オーディナル・スケール」を見直したからなのだけど、あちらは、かなりシーンの切り替えに注意することで、テンポをおとさないようにしていたから。

もちろん、映画とテレビシリーズでは、尺も構成も違って当然なんだけど。

でも、オーディナル・スケールは原作者も関わって脚本作りがなされたようだから、WoUについても、原作者の了解のもと、シーンの入れ替えをもっと増やしても良かったんじゃないかなと思ってしまうよね。

ともあれ、続きは4月から。

キリトの復活は5月くらいかねw

しかし、WoUの先のことを考えると、そろそろ、アクセル・ワールドも続編を制作していかないと、この先SAOの続きを映像化できなくなってしまうよね。

明らかに、SAOはAWの前日譚だし、アンダーワールドは、ブレイン・バーストのプロトタイプにあたるから。

でも、まぁ、作者も、この設定だけで、あと10年は食っていこうと思っているだろうから、ぼちぼちのペースでしか進まないのだろうけど。

しかし、4月からの第2クールは、いきなりシノンがキリトに再会するところから始まるのか。

その後の展開を考えると、そこから始まるのも、確かに一つのやり方だよね。

シノンとの再会が、ある意味で、キリト復活の鍵となるわけだからw

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