BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

彼女、お借りします 第9話 『嘘と彼女』 感想

2020-09-05 16:53:49 | かのかり
なんか脈絡のない構成だなぁ。

これだけ見てると確かにルカちゃんがただのメンヘラにしかみえない、と、あとでマミが指摘するのも、納得できてしまう。

ただ、あれ、ここまでルカちゃんってヤバイ人に見えたっけ?とも思ったりして。

なんだろうな。

この、なんか違う、と感じてしまうのは。

なんか、単純に、このマンガ、アニメ化に向いてなかったのかなぁって。

いまさらながら、マンガって、モノトーンだからいいんだな、って思えるというか。

モノトーンだから、始めからすでにちょっとノスタルジックな気分で読める、というか。

で、この作品については、色がついて、音楽がついて、実際に動きが表現されると、なんていうか、嫌な印象のほうが高まってしまう、というか。

原作は好きな方だけど、このアニメは見た後、単純に気持ち悪くなって、不快になる。

それは和也に対してだけでなく、千鶴に対しても、ルカちゃんに対しても、和婆さんに対しても。

千鶴ってここまでつっけんどんな感じだったかなぁ、とか、

ルカちゃんってここまでヤバイ人だったかな、とか、

和ばあさんってここまで難聴キャラだったかなぁ、とか。

要は、こうじゃないんだよなぁ、って。

多分、必要以上に、お仕着せの音をかぶせてきたりするからなんだろうけど。

なので、原作は好きだけど、このアニメは不愉快、という気分が確定してきた。

まぁ、それもこれも和也を原作以上にキモい奴にしてしまったことの余波なんだろうけどね。

なんか、一昔前の作品のようで、どうにも垢抜けない感じが拭えないんだよな。

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とある科学の超電磁砲T 第22話 『屍喰部隊(スカベンジャー)』感想: いいねぇ、美琴がヒーローして、いつもの終盤の超電磁砲のノリになってきたじゃん!

2020-09-05 00:00:28 | 超電磁砲/禁書目録
あはは、スカベンジャーの4人が、お約束どおりの噛ませで笑ってしまう。

まぁ、この場合、ドッペルゲンガーのスペックが想定以上にすごかったのだけどw

でも操歯涼子の話によれば、サイボーグの器から解放されたら、ドッペルゲンガーの魂が学園都市中に広まったうえに、多分、任意の対象に憑依してしまって大変なことになる、ということだから、ぎりぎり、まだその段階に至っていない、ということだよね。


それにしても、操歯涼子の身の上話が、なんとなく木山先生っぽいなぁ、と思って、逆に、あー、これが超電磁砲の王道なんだなぁ、って思ってしまった。

だって、超絶すげぇ科学技術を開発した科学者(女性)の動機が、身近な人の生命を救うため、というのだから。

それが操歯の場合は、自分に肺を提供してくれた母の合併症を救うことにあったわけでしょ?

で、そうした動機を知っちゃったら、「我らが御坂さんが手を貸さないわけがないんダゾう☆」って、きっとみさきちは思ってるんだろうなぁと。

この超電磁砲Tの前半の大覇星祭編、というかドリー編では、美琴が操作対象になっていたので、彼女は助ける側ではなく助けられる側で、つまりはお姫様、で、そのお姫様を救いに来るのが上条当麻だった、という、いわば禁書目録の番外編的構成だったわけだけど。

このドリームランカー編では、美琴がちゃんとヒーローの役をする、ってわけなんだな。

うん、納得!

となると、次回以降、美琴のサポートに黒子を始めとする常盤台の面々、ジャッジメントやアンチスキルとか、どのあたりまで出てくるのかな、というのが気になってくる。

いつも超電磁砲の後半では、総力戦的な「祭り」感が増しましになるからね。

あ、もちろん、みさきちの参加は確定ねw

それから、シスターズは、一応すでにカウントされているw


で、今回出てきたスカベンジャーの4人は、美琴の急場しのぎの共闘関係から舎弟ポジションになるのかな?

別に美琴の場合は、相手に明確な敵意がなければ、一応、争いにはしないほうだから。

スカベンジャーの面々が、実力相応に歯向かわなければ、そうなりそうだけど。

あ、そうか、むしろ、アクセラレータのコテンパンにされた経験から、レベル5には逆らわない、ってことで、素直に共闘するのだろうな。

てか、そうしないとどのみち、ドッペルゲンガーと対決することなんてできないし。


で、そのドッペルゲンガーだけど、あれはあれで、この先どうするつもりなのだろう?

魂が解放された場合のヤバさは操歯の口から語られて、実際、すでにそうなり始めているけれど、でも、ドッペルゲンガーの行動目的は、まだいまいちはっきりしてはいないよね。

その点もこの先、気になる。

ただ暴走した!だけでは、自然災害のようなものにしかならないから。

ここはやはり、心理戦的要素も入れてほしいかな。

動機を考えて、目的を考えて、そのレベルでの解決を考えて、先んじて行動する。

あ、でも、ドッペルゲンガーに与する勢力ももしかしたらでてくるのかな?

そもそも、これ、どれくらいの期間、ドッペルゲンガーとやり合うことになるのだろう?

もしかして、この一晩の間の惨劇!みたいな感じで、夜明けまでに解決するコースになるのかな?

それはそれで、なんか、思い切り、チーム間の抗争みたいで面白いのだけどw


で、最後にもう一つ。操歯が言っていたインディアンパーカーを使った、いわば「集合知」を使ったドッペルゲンガー対策の構築なんて、うまく機能するのかな?

むしろ、インディアンポーカーを使って、ドッペルゲンガーが不特定多数の人びとを連携させて操るような事態が生じそうな気もするのだけど。

あ、そうか、だから、今は夜なのか。

学園都市の各所でインディアンポーカーを使いながら寝ている子たちがたくさん出てくる時間。

となると、やっぱり、サイボーグボディから解放されたドッペルゲンガーの魂が、インディアンポーカーを介して眠っている人たちを操りそうだな。

でもそうすると、唐突に、黒子とか佐天さんあたりが、インディアンポーカー経由で参加してきそうだな。

それに、インディアンポーカーを介して魂を操作する、なんて事態なら、心理操作の点では、みさきちが、ネットワークの点ではシスターズが、それぞれ関わりそうな気がする。


・・・って考えてくると、やっぱり、これ、いつもの超電磁砲的な、総力戦の祭りになりそうな気がする。

いや、マジで楽しい。

早く続きが見たいぞ。

にしても、スカベンジャーの4人、不幸だなぁw

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