アリシゼーション編が、今時珍しい4クールを経て、ようやく完結したと思ったら、今度は、SAOのプログレッシブのアニメ化が決定したとのこと。
まぁ、前から噂されていたものではあるけれど。
SAOは国外での人気も高いから、どんどん映像化していく、ということなんだろうな。
で、次は、一応6巻まで出ているプログレッシブ、ってわけで。
単純に考えれば、1クールで2巻分を消化するとして、3クール分のストックはあるから、これで3年間くらいは稼げるから、その間に、アリシゼーションの後日談となるユナイタル・リング編のストックを作っていく、ということなのだろうな。
同時に、ユナイタル・リング編の終着点である「知性間戦争」は、アクセル・ワールドの初期開発史でもあるから、この間に、アクセル・ワールドのストックを映像化していくのかもしれない。
アクセル・ワールドの方は、初期で一番盛り上がる「災禍の鎧編」から始まるし、ストックも20巻ほどあるので、バッチリだからね。
それにしても、改めて見直したら、プログレッシブの1巻って、2013年にでてるから、もう7年も前のことで、びっくりした。
アインクラッド編の第1層からやり直すという建て付けのSAOPについては、SAOP1巻の感想で、その役割について書いていたのだけど、そこに書いてあったアリシゼーション以後のSAO世界に向けて、つまりユナイタル・リング編に向けて、後に必要となる設定情報を書き足すためにあるという見方は今でも変わらない。
その詳細は、以下に書いている。
ソードアート・オンライン アリシゼーション編 + アクセル・ワールドとSAOプログレッシブについて
もともとプログレッシブ自体は、どうしてキリトの一番はアスナなのだろう?という読者の疑問に応えるための「IFストーリー」として書かれていたはずなのだけど、ユナイタル・リング編の展開で行くと、むしろ、プログレッシブは、SAO本編の正史として組み込まれている形になっているから。
なので、今後も、プログレッシブの新刊では、後でユナイタル・リング編に必要になるであろうアインクラッドの設定情報が、新たに公開される可能性は大。
で、プログレッシブで重要なことは、
●茅場晶彦は、アインクラッドをなんのためにつくったのか?
●そのために、茅場はどのようなトライアルをしていたのか?
●特に、AIの進化について、どう考えていのか?
ということを改めて記すことにあるのだと思っている。
で、その茅場の考え方が、大なり小なり後の「知性間戦争」にも影響を与えることになるはず。
といっても、「知性間戦争」は、おそらく、星王キリト(200年間アンダーワールドで過ごしたキリトのフラクトライトのコピー)と無印キリト(アンダーワールドから帰還後、200年間の記憶を小経したオリジナル)の間での戦いになるだろうから、どちらかのキリトに影響を与えることになるのだろうけど。
星王キリトだったら、とりあえず同盟相手になった茅場AIからの入れ知恵、ってことになるし、
無印キリトだったら、多分進学先の東都工業大学で、茅場の出身である重村研の資料から茅場の設計思想を学んだ、ってことになりそうだけど。
で、まぁ、ぶっちゃけ、鍵を握るのは、プログレッシブに出てくる、エルフのNPCであるはずの「キズメル」ね。
キズメルの、とてもAIとは思えない反応に、茅場がシステム的に仕込んだ何か秘密があるのかもしれない。
もっとも、トップダウン型AIの究極形としては、すでにユイがいるわけだけど。
要するに、プログレッシブもまた、将来の「知性間戦争」という物語に向けた前日譚的な仕込みの物語になるんじゃないかな、ってこと。
Fate/stay nightに対するFate/ Zero的な位置づけといえばいいかな。
ともあれ、プログレッシブが実際に放送/配信されるまでの間に、プログレッシブ自体もあと1冊か2冊くらいは刊行されるだろうから、そのあたりの話も明らかになるのかもしれないけれど。
ということで、プログレッシブのアニメ化については、気長に待つのが吉かな、と。
それにしても、川原礫は、「知性間戦争」というゴールに向けて、ユナイタル・リング、プログレッシブ、それにアクセル・ワールドを同時並行で、互いが互いの伏線になるように調整しながら書かないといけないから大変だな。
でも、さすがにもう少しは、刊行ペースを上げてほしいと思うけどねw
まぁ、前から噂されていたものではあるけれど。
SAOは国外での人気も高いから、どんどん映像化していく、ということなんだろうな。
で、次は、一応6巻まで出ているプログレッシブ、ってわけで。
単純に考えれば、1クールで2巻分を消化するとして、3クール分のストックはあるから、これで3年間くらいは稼げるから、その間に、アリシゼーションの後日談となるユナイタル・リング編のストックを作っていく、ということなのだろうな。
同時に、ユナイタル・リング編の終着点である「知性間戦争」は、アクセル・ワールドの初期開発史でもあるから、この間に、アクセル・ワールドのストックを映像化していくのかもしれない。
アクセル・ワールドの方は、初期で一番盛り上がる「災禍の鎧編」から始まるし、ストックも20巻ほどあるので、バッチリだからね。
それにしても、改めて見直したら、プログレッシブの1巻って、2013年にでてるから、もう7年も前のことで、びっくりした。
アインクラッド編の第1層からやり直すという建て付けのSAOPについては、SAOP1巻の感想で、その役割について書いていたのだけど、そこに書いてあったアリシゼーション以後のSAO世界に向けて、つまりユナイタル・リング編に向けて、後に必要となる設定情報を書き足すためにあるという見方は今でも変わらない。
その詳細は、以下に書いている。
ソードアート・オンライン アリシゼーション編 + アクセル・ワールドとSAOプログレッシブについて
もともとプログレッシブ自体は、どうしてキリトの一番はアスナなのだろう?という読者の疑問に応えるための「IFストーリー」として書かれていたはずなのだけど、ユナイタル・リング編の展開で行くと、むしろ、プログレッシブは、SAO本編の正史として組み込まれている形になっているから。
なので、今後も、プログレッシブの新刊では、後でユナイタル・リング編に必要になるであろうアインクラッドの設定情報が、新たに公開される可能性は大。
で、プログレッシブで重要なことは、
●茅場晶彦は、アインクラッドをなんのためにつくったのか?
●そのために、茅場はどのようなトライアルをしていたのか?
●特に、AIの進化について、どう考えていのか?
ということを改めて記すことにあるのだと思っている。
で、その茅場の考え方が、大なり小なり後の「知性間戦争」にも影響を与えることになるはず。
といっても、「知性間戦争」は、おそらく、星王キリト(200年間アンダーワールドで過ごしたキリトのフラクトライトのコピー)と無印キリト(アンダーワールドから帰還後、200年間の記憶を小経したオリジナル)の間での戦いになるだろうから、どちらかのキリトに影響を与えることになるのだろうけど。
星王キリトだったら、とりあえず同盟相手になった茅場AIからの入れ知恵、ってことになるし、
無印キリトだったら、多分進学先の東都工業大学で、茅場の出身である重村研の資料から茅場の設計思想を学んだ、ってことになりそうだけど。
で、まぁ、ぶっちゃけ、鍵を握るのは、プログレッシブに出てくる、エルフのNPCであるはずの「キズメル」ね。
キズメルの、とてもAIとは思えない反応に、茅場がシステム的に仕込んだ何か秘密があるのかもしれない。
もっとも、トップダウン型AIの究極形としては、すでにユイがいるわけだけど。
要するに、プログレッシブもまた、将来の「知性間戦争」という物語に向けた前日譚的な仕込みの物語になるんじゃないかな、ってこと。
Fate/stay nightに対するFate/ Zero的な位置づけといえばいいかな。
ともあれ、プログレッシブが実際に放送/配信されるまでの間に、プログレッシブ自体もあと1冊か2冊くらいは刊行されるだろうから、そのあたりの話も明らかになるのかもしれないけれど。
ということで、プログレッシブのアニメ化については、気長に待つのが吉かな、と。
それにしても、川原礫は、「知性間戦争」というゴールに向けて、ユナイタル・リング、プログレッシブ、それにアクセル・ワールドを同時並行で、互いが互いの伏線になるように調整しながら書かないといけないから大変だな。
でも、さすがにもう少しは、刊行ペースを上げてほしいと思うけどねw